第四十三話 ページ47
不「鬼を連れていたのとそれを庇っていた馬鹿隊員どもはそいつかいィ。」
風柱・不死川実弥。
不「一体全体どういうつもりだァ?」
身体中傷だらけの男性は、禰豆子さんの入っている木箱を片手に私達を嘲笑っている。
そして刀の柄に手を置いたかと思うと、
不「鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ?そんなことはなァ______
ありえねぇんだよ馬鹿がァ!!」
刀を箱に突き刺した。刃は簡単に箱の中を貫通し、角からは血が染み出している。
それを見た炭治郎さんは目を見開いて、
隠「あっ…」
炭「俺の妹を傷つける奴は柱だろうか何だろうが許さない!!」
男性へと飛びかかる。
不味い。そう思い、私も足を踏み出し、炭治郎さんの前へと飛び出した。
炭「!Aさ…っ!?」
炭治郎さんを前から押さえつける。彼はそのまま勢いを止める事も出来ず、私に突進してきた。
隠「(い、いつの間に縄を…!?)」
炭「はなっ、離して下さいAさん!!禰豆子が…!!」
「落ち着いて下さい。あれぐらいじゃ死にませんよ。それにここで騒ぎを起こしたら元も子もないでしょう。」
炭「でも…!……!?」
ボタタッと勢いよく血が地面に落ちる。
…嗚呼、傷が開いてしまったようだ。
自分としては慣れているような気がするが、痛覚はそうでもないらしい。腹部から徐々に徐々に痛みが広がっていく。
「…ゴフッ、」
炭「Aさん傷が…!!」
「…大丈夫です。大丈夫ですよ。」
その場に屈み込む。炭治郎さんも私と同じ様に地面に膝をついた。
「…大丈夫です。貴方だけに負わせません。」
炭「っ…?」
恐らく他の人達からは炭治郎さんで隠れて私は見えていないだろう。
袖口から煙管をするりと出す。そしてもう片方の手でライターを取り出し、火をつけた。
小「…!不死川ソイツを止めろ!!」
蛇を首に巻きつけた男性がそう叫んだ時には、私は既に煙管をくわえていた。
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マグカップ - 鱗滝さん、たぶん一人称、儂,だと思います。間違ってたらすみません。 (2021年12月30日 20時) (レス) @page17 id: 9e13789d7f (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 蒼さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえるととても嬉しいです…!更新遅いんですけど頑張りますね! (2020年3月8日 19時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
蒼 - 夢主ちゃんの性格が好みで、とっても面白いです!更新楽しみにしています! (2020年3月1日 8時) (レス) id: 4aef03d028 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 9Sに殺されたいロリコンさん» コメントありがとうございます!愈史郎君可愛いですよね(^^*)これからも応援よろしくお願いします! (2019年12月9日 22時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - グロリアスさん» キャぁーっっ!大正コソコソ噂話ダワッッ!! (2019年12月7日 23時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:グロリアス | 作成日時:2019年8月6日 15時