検索窓
今日:22 hit、昨日:7 hit、合計:1,261,266 hit

第十話 ページ12

「_________……すみません、ありがとうございました。」









水を飲み、落ち着いてから彼にお礼を述べる。


竈門炭治郎と名乗った青年は人懐っこい笑顔を浮かべた。









炭「あ、いいんですよ!無事で良かった。藤の花の匂いが微かにして追ってきたらたまたま見つけたんで…」




「花…?」









煙管は吹いていない。服にでも匂いが付着していたのだろうか。




するとそれに気づいたのか、自身の鼻を指指しながら



「俺、鼻がいいんです」と言った。









「成る程…ありがとうございました。お陰で命拾いしました。」









頭を下げる。すると慌てたように、照れくさそうに彼はぶんぶんと顔を横に振った。









炭「いや、そんなに頭下げないで下さい!」









頭を上げると、不意に彼と目が合う。




すると彼は不思議そうに目を丸くさせた。









「…?あの、どうされました?」




炭「え?あ、いや…えっと、俺、食料探してきますね!」









「待ってて下さい!」と彼はそう言って走り出す。随分と足が速い。もう姿が見えなくなってしまった。









炭「(暗くてよく分かんなかったけど不思議な雰囲気の人だなぁ…見た目とかもそうだけど、何だろう、あの感じ。)」





「(そう言えば彼が先程助けてくれた時に言っていた…打ち潮、でしたっけ?)」









波が見えた様な気がしたのだが…あれは何だったのだろうか。









その頃、善逸は









善「Aさーん!!何処ー!?」









一人、山の中で叫んでAの事を探していた。

第十一話→←第九話


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (553 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1517人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マグカップ - 鱗滝さん、たぶん一人称、儂,だと思います。間違ってたらすみません。 (2021年12月30日 20時) (レス) @page17 id: 9e13789d7f (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 蒼さん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえるととても嬉しいです…!更新遅いんですけど頑張りますね! (2020年3月8日 19時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
- 夢主ちゃんの性格が好みで、とっても面白いです!更新楽しみにしています! (2020年3月1日 8時) (レス) id: 4aef03d028 (このIDを非表示/違反報告)
グロリアス(プロフ) - 9Sに殺されたいロリコンさん» コメントありがとうございます!愈史郎君可愛いですよね(^^*)これからも応援よろしくお願いします! (2019年12月9日 22時) (レス) id: d08f55f347 (このIDを非表示/違反報告)
9Sに殺されたいロリコン - グロリアスさん» キャぁーっっ!大正コソコソ噂話ダワッッ!! (2019年12月7日 23時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:グロリアス | 作成日時:2019年8月6日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。