義兄から託された想い (ページ7)

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第5話静かに廻り始めた時音ページ7

「また貴様の孫か!!」ﾀﾞｧﾝ!!

元帥室から声を荒らげるのはセンゴクさん

「さすがワシの孫!!やりおるわ！」

他人事のようにガハハと笑うガープ中将

まぁ、大体の検討はついている

麦わらの一味が天竜人に怪我を負わせ尚且つ、逃亡したからだ

普通、天竜人にこんな事したら無事で済まされない

『ガープ中将のお孫さんは怖いもの知らずですね』

なんて言ったら

「それはお前もだろう？」

真顔で返して来るのでチラッとセンゴクさんを見たら

「…。…。」ﾌﾟｲ

と顔を逸らされた

「ほれ見ろ」ﾆﾔﾆﾔ

『センゴクさん、私ってそんなに怖いもの知らずに見えますか？』

反対を求めるが

「年頃の娘が白ひげ海賊団に挑む事を、怖いもの知らず以外に何と呼べばいいのやら…。」

(あー…。懐かしい。)

いつだか、白ひげ海賊団と鉢合わせしてしまい取り敢えず戦ったのをセンゴクさんは覚えていたようだ

『それは、ほら！しょうがないですよね？』

こんな広い世界で偶然は付き物だ

ましてや、海賊と海軍は敵対同士

これはしょうがない