24. ページ25
.
滑らかな頬に手を添えて、鼻先がつくかつかないかくらいまで顔を近付ける。
このままキスしたら、嫌われちゃうッスかね……?
俺がこんなに顔を近付けてるのに逃げる様子もなくジッとしてるAの唇と、俺の唇があと少しでくっ付いてしまう。
ラギー(早く逃げないとこのままキスしちゃうッスよー……)
これくらい顔を近付けられたら流石に野郎同士でも身を引くだろうと考えながらAの反応を伺うが、全く動こうとせずまだキョトンとしてる。
綺麗なまん丸な目で見つめてくるから、本当に男なのかと疑うくらい可愛くてもうどうでもいいやと思えるようになってきた。
ラギー(むしろこのまま恋人になれちゃったり……)
抵抗しないAが悪いッスよー……。
と触れるだけのキスをしようとした。
??「あれぇ〜?タテゴトちゃんだぁ〜♡」
ラギー「!?」
うげっ……、このねっとりした声と独特の愛称は……、
目線だけ横にずらして声の主を確認すると思った通り……リーチ兄弟、しかも声を掛けてきたのはフロイド君だ。
フロイド君もジェイド君もAの事が大のお気に入りらしい。
現に今もAを見つけた途端に満面の笑みで抱き着いてるし。
……ていうか、端から見たら絞められてる。
『フー君とジェイ君だー!やっほー!』
フロイド「タテゴトちゃん相変わらずふわふわで可愛いねぇ〜♡♡元気だった??最近全然会わないからさぁ〜……ねージェイド。」
ジェイド「そうですね、フロイド。同じ学園なのにクラスも寮も違うと中々会えないものです。アズールも寂しがってましたよ。」
『アズ君が?じゃあ今度モストロ・ラウンジにバイトしに行ってあげるって言っておいて〜。』
フロイド「ねぇねぇタテゴトちゃんさぁ〜、いい加減オクタヴィネルに転寮しようよ〜…絶対楽しいよ??」
『フー君会うたびにその話ばっかり〜。ボクはサバナクローの方が落ち着くのー!』
フロイド「えぇー!!だってあのトドみたいな寮長にこき使われてるじゃん!」
ジェイド「フロイド、他寮の寮長の悪口はいけませんよ。彼も無駄にぐうたらしてる訳じゃないでしょう。
……今は無理でも、次第に此方に引き寄せれば良いと思いますよ。」
ラギー「なーんか癪に触る言い方ッスね……」
レオナさんが聞いたら2人ともただじゃおかないッスよ。
。
1376人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒナミ - この作品の続きを見たかったのに、パスワードがあって見れなくて泣きました😢 (4月24日 14時) (レス) @page50 id: ab2a65a3b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん - 公開ありがとうございます!待ってました!!🫶🫶 (11月13日 16時) (レス) id: 0fb8342324 (このIDを非表示/違反報告)
柊?(プロフ) - 公開ありがとうございます…!! (10月15日 16時) (レス) id: dc2716d56c (このIDを非表示/違反報告)
藍 (あお)(プロフ) - すみません🙇♀️本作品のパスワードってなんでしょうか?教えていただけたら幸いです☺️ (6月18日 23時) (レス) id: feb7c5e100 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月7日 12時) (レス) @page9 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミヤビ | 作成日時:2020年5月28日 15時