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午前の授業も終わって皆お楽しみのランチタイム。
いつもはラー君と一緒に食べるけど、ラー君はレオナさんにお昼を持ってくるように言われたみたいで両腕にパンを抱えていた。
ラギー「Aは?何にするッスか?」
『ボクは食堂で食べるよ。蟹クリームパスタがあるんだ〜♡』
ラギー「好きッスねぇ……じゃあ俺の分の席もよろしくッス。」
『うん、わかったー!』
いってらっしゃーい!って手を振ってから、食堂のゴーストに蟹クリームパスタを注文して空いてる席はないか探してみる。
生徒の中には弁当を持ってくる人もいるけど、やっぱり食堂の方が人が集まるため中々空いてる席がない。
何処にしようと悩んでたら、見慣れた猫と後輩達が目に入ってすかさず彼等の所まで歩いていく。
『やっほー、お疲れさま〜♪』
ユウ「え、…A先輩!?」
デュース「お、お疲れさまです!」
エース「どもっス!」
グリム「Aも今からメシなのか?」
『そうだよ。隣空いてるかな?』
ユウ「は、はいっ!どうぞっ!」
少し奥に詰めてくれたユウ君にお礼を言って、ラー君が座るところにカフェオレが入ったコップを置いて場所を確保した。
ユウ君が奥に詰めたことで、ボクの目の前にエース君が向かい合って座ってる形になり、自然と前を向くとエース君の首に首輪というか、首枷が付けられているのに気が付いた。
んー…見覚えあるなぁー……
『エース君、その首のやつってリー君のユニーク魔法だよね?』
エース「は?リー君て誰?」
『あ、ごめんね。リドル・ローズハートのこと。ボクはリー君、て呼んでるの。』
エース「……………ぶっ、はははははっ!!
あの寮長を"リー君"だってさ!!!ヤベー腹痛ぇー!!」
『え?何か変なこと言った?』
デュース「はい。滅茶苦茶変なこと言いました。」
顔を真っ赤にして涙目になりながらヒーヒー言って笑うエース君に首を捻ると、デュース君は一瞬だけ吃驚した顔をしたあとに小さく頷いた。
何が可笑しいのか聞けば、リー君はハーツラビュル寮でかなり厳格な寮長として寮生から恐れられてるようだった。
クラスは違うけど、たまに合同授業とかで一緒になるときによくお喋りしてると、確かに自分にも厳しいところはあるなぁ…と思ったが、そんなに怖い人じゃないと思うんだけど……。
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ヒナミ - この作品の続きを見たかったのに、パスワードがあって見れなくて泣きました😢 (4月24日 14時) (レス) @page50 id: ab2a65a3b2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーまん - 公開ありがとうございます!待ってました!!🫶🫶 (11月13日 16時) (レス) id: 0fb8342324 (このIDを非表示/違反報告)
柊?(プロフ) - 公開ありがとうございます…!! (10月15日 16時) (レス) id: dc2716d56c (このIDを非表示/違反報告)
藍 (あお)(プロフ) - すみません🙇♀️本作品のパスワードってなんでしょうか?教えていただけたら幸いです☺️ (6月18日 23時) (レス) id: feb7c5e100 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです!(恋愛的に)あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです!無理せずに頑張ってくださいね! (2023年1月7日 12時) (レス) @page9 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミヤビ | 作成日時:2020年5月28日 15時