プロローグ〜真紅の暴君 ページ2
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──ザワザワ…ザワザワ……
こんにちはこんばんわおはようはじめましてAだよ。
今日はナイトレイブンカレッジの入学式。
ながーーい儀式がやっと終わったぁ〜…。
なーんかいろいろあったみたいだけど、眠くてウトウトしてたから何がなんだか…。
と、いうわけで今はボクの所属するサバナクロー寮の談話室。
新入生が初めての寮でワクワクしてるのか、雑談が止まらず浮かれた雰囲気が漂う。
『ふにゃあぁ〜〜……』
ラギー「シシシッ、A眠いっスか？」
『うーん……だってお昼寝してないし〜……』
ラギー「入学式でも寝てたのにまだ足りないッスか？あんまし寝過ぎると単位落とされるッスよ。」
『大丈夫だよー…ボクはラー君より成績良いからねぇ〜……』
ラギー「ひっっで！！……まぁ事実ッスけど。
さてと、早く新入生を案内しないと……全くレオナさんてば全部人任せなんスから……。」
親友のラー君がやれやれと首を振りながら苦笑いを溢した。
本当だったら寮長のレオナさんが新入生を案内するんだけど、「めんどくせぇ」の一言でボクとラー君に押し付けて何処かに行ってしまった。
他の３年生もどっか行っちゃったし…ここの寮ってたまに年功序列みたいなところがあるのが嫌なんだよねぇ…。
ラギー「オレはラギー・ブッチ！ここの２年ッスよ新入生！！」
『ボクはA・アティロン。同じく２年だよ。よろしくねぇ〜。』
「「「はいっ！A先輩！！」」」
ラギー「おいこら」
ん？何でラー君怒ってるんだろ？
……ま、いっか。
くぁっ…と欠伸してから眠いのを我慢して新入生に寮についての注意事項を説明してから各部屋を案内した。
あとは自由時間。
今日はもう入学式だけだから授業もないし、お部屋で寝てようかなぁ？
『ラー君……部屋帰ってもいい？』
ラギー「んぁ？……んー…いいッスよ。他にやることないし。」
『ありがとー……おやすみ〜…』
ラギー「夕飯の時間になったら起こしに行くッスからねーー！！！」
大声を張り上げるラー君にひらひら手を振って自室に戻る。
早くベッドに潜り込みたい。
今日はいいお天気だったからベッドはきっとお日様の匂いがするんだろうな。
そう思ったらなんだか嬉しくなってきて、足取りが軽くなる。
部屋について鍵を差し込んで回すけど、ロックが外れる感触がない。鍵し忘れたかな？と首を捻ったが今朝のことなんて覚えてないし、まぁいいかと軽く考えて部屋のドアを開けた。
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ぴーまん - 公開ありがとうございます！待ってました！！🫶🫶 (11月13日 16時) (
レス) id: 0fb8342324 (このIDを非表示/違反報告)
柊?(プロフ) - 公開ありがとうございます…！！ (10月15日 16時) (レス) id: dc2716d56c (このIDを非表示/違反報告)
藍 (あお)(プロフ) - すみません🙇♀️本作品のパスワードってなんでしょうか？教えていただけたら幸いです☺️ (6月18日 23時) (レス) id: feb7c5e100 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - いきなりすみません🙇出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月7日 12時) (レス) @page9 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ミヤビ(プロフ) - キーちゃんさん» お返事遅くなり申し訳ございません！！そう言っていただけると凄く嬉しいです！続編も作りましたのでそちらも是非お読みいただけたら嬉しいです！！ (2020年11月10日 23時) (レス) id: 1bc8c891e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミヤビ
| 作成日時：2020年5月28日 15時
