君の瞳をもう一度―【ut】

小さな命 ページ2

あの時僕達はデートをしていた

少し疲れたような表情のA僕が
｢あそこのベンチで休もっか｣と提案すると
笑顔で『うん!!』と言ってくれた

そしてコーヒーを一緒に買ってベンチで飲んだたわいもない話をしてると公園で遊んでいたであろう5歳くらいの男の子が道路に飛び出してしまった

横断歩道が青にも関わらず突っ込んでくるトラックが1台子供はなにもきずかないでボールを追っかけた

危ない
と思ったその時には彼女は傍にはいなかった

どこだと探すと男の子をかばっていた
Aとトラックがぶつかった何も出来なかった
情けないそんなことより先にAのそばに駆け寄った

周りはキャーキャー騒いでいるものも、警察に通報してる人、救急車に連絡してる色んな人がいた中僕はAに駆け寄って彼女の名前を叫びつ続けた

抱えてる彼女の可愛らしい服は赤い血で色漬けられた


数分後警察と救急車が来た医師は彼女の止血を行い

警察の1人か僕のそばに来る
警察｢彼氏さんですか?｣
ut｢はい....｣

情けなかった彼氏なのに助けられなかった
警察の人は口を開けた

警察｢原因は居眠り運転、です。｣

と報告され僕はトラックの運転手に近ずいた

ut｢お前みたいな....お前みたいなやつがおるから事故が起こるんや!!ざっけんな!!どないしてくれんねん!!ああ?!｣

胸ぐらを掴んで怒鳴っていた
男は怯えていた
男｢あ...え｣

警察｢落ち着いてください!!｣
ut｢ﾁｯ...すみません...あの男の子は...｣

せや体張って助けたんや生きててや

医師｢男の子は軽傷ですが彼女の方は状態がよくありませんご同行願います｣

そう言って僕は救急車に乗った
ベットにはぐったりしたA生きててな
ｷﾞｭｯと手を握って願った

1人にせんで...Aが救いやってんで
約束のお祭りまだ行ってないやん...約束破らんでや、お祭りのこと...僕のそばにいるってこと...お願いや

病院につくとみやはすぐに治療室に行ってしまった
A無事でいてな

悪夢→←１％の確率でも

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