起床 ページ8
いつの間にかまた寝ていた
最後に記憶にあるのは、
総悟くんに涙をふき取って貰った時だ。
あれはいつだろ...てか、ここどこ...
外はもう真っ暗だった。
夜中の2時を過ぎた頃だ。
A「外の空気、吸いに行きたいな」
そう思って外に出た。
月が綺麗だ...
人影がある、そこに立っていたのは...
A「土方さん...」
土方「ん?おっ、起きたのか。よく眠れたか?」
A「私すごい寝ちゃってたみたいで...」
土方「5日くらい寝てたぞ」
A「そんな寝てたの?!」
通りでおなかすいてるわけだ。
土方「体、痛いところはねぇか?」
A「うん...」
土方「なら良かった」
気まづい雰囲気が漂ってる。
なにか話さなきゃ...
土方「そういえば、ずっと前から聞きたかったんだけどよ、なんで俺だけさん付けしてんだ?」
A「怖いから...」
何故か打ち解けられる気はしなかった
土方「一応、お前の兄ちゃんだからな。」
A「トシ..兄....」
土方「っ..../」
勇気を振り絞った。
A「これでいいの?」
土方「あぁ。」
星がいつもより一段と綺麗に見えた。
A「綺麗だね...」
土方「あぁ。」
こんな他愛もない会話を、
部屋から聴いている人がいた。
総悟「.............」
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作者名:YURI | 作成日時:2018年12月28日 3時