五条悟に100万回殺’された女

19話 ページ19

「「寒っっっ〜〜〜〜〜〜〜！！！！！」」



秋も深まり、すっかり寒くなってきたと言うのに私たちはコンビニ帰りにある近くの公園でアイスを食べている。

私の予想とは違いバカ高いアイスを要求されることもなく、実際五条に買ったのは120円のアイスだった。





「なんでこんなクソ寒い中アイス食べてんの俺ら」

A「寒い中食べるアイスは絶対美味しいからって帰ろうって言う私を無理やり公園に連れてきたの誰ですかね？」


「はぁ〜？誰だよそれ、頭おかしいんじゃねぇの」






そうだよ、おかしいんだよ、てめぇの頭がな！と言ってやりたいがお礼と言う手前グッと堪える。

寒い寒いと文句を言う割には帰ろうとしない五条になんやかんや気に入っているんじゃないかとため息が漏れる。





「秋の寒さ舐めてたな〜、マジで寒い」

A「最近急に冷え込んできたからねぇ…」





特に話すこともなく、シャクシャクと2人でアイスを頬張っていく。


そういえば、五条と2人きりというのも珍しくて何を話せばいいのかわからない。

いや、別に無理に話す必要もないんだけど…

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