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「まー？でも小川は未だまーには危ないし、もう少し大きくなってからお願いするから」
「でも、……まーよりさとにぃの手の方が真っ赤だよ。さとにぃ、おてていたいでしょ…？」
おいらの手は真っ赤になり過ぎて、色んな所が切れては治ったりしてて、とても綺麗じゃなくて
痛いって思うのは、おいらだけでいいって思ってたおいら
まーがおいらの真っ赤で汚い手を撫でてくれて、
おいらは、
嬉しくて、嬉しいから、
笑ったんだ。
「そんなにいたいの！？」
「違うよ//まーが優しいから、これはね、嬉しい涙だよ//」
「いたいんじゃないの…？」
おいらが泣くと、まーは不安になって、片時も離れなくなるところがあって
父ちゃんと母ちゃんがもういないからっていうのも、
まーの中にはあるんだろうけど
優しく育ってくれてるまーに、ぎゅうって抱きついた
「痛いけど、おいらは立派な男だから！
痛くな〜い！」
おー！
って、まーの体から離れた後片手を上げた
「おー！//………ん？？」
って、楽しい事は大好きなまーが釣られて手を上げた後、結局痛いのかな？痛くないのかな？って顔をするまー
「兄ちゃんは頑張るぞー！おー！//」
ザルを持って、頭を傾げてるまーにそう言いながら玄関に向かう
「おー！//」
やっぱり釣られてまーが片手を上げるのを見て、
「行ってくるぞー！おー！//」
「おー！//」
で、冷たい外の空気があんまり家の中に入らないように、素早く戸を閉じた
くふふ//
きっと今頃家の中で、もっと頭を傾けてそうなまー
おいらは急いだ
今日はお鍋にお米も入れて、二人にいっぱい食べさせてあげようって
神様から頂いた大切な、大切なお米
おいらがお米を自分で買えるようになるまで、おいらは大事に使う事を決めてた
「潤の食べてたお米も入れようっと//
う〜//冷たい！//」
真冬の小川は一瞬で手の感覚が無くなる程冷たくて、
「小川はつめたい♪お魚食べたい♪立派な大根さ〜ん♪」
って、歌を歌いながら、おいらは大根の土を洗い落とした
「はー、」
かじかむ両手に息を吹きかけて、
水もそろそろなくなってきてたな、とか、
蓄えはしてたけど、薪が不安だな、とか、
相変わらずやる事がいっぱいで、
お空に白い息が上がっていくのを眺めてた
「もう少し頼っても、バチは当たらないって翔君は思うな」
後ろから聞こえた声に、おいらはお空に笑顔を向けた
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かおる(プロフ) - きよさん» お便り有難うございます(*´ω`*)理由…それを言ったら智くんは出ていってしまうので未だ先になると思います。楽しんで貰えるように書いていきたいと思います。(´∀｀*) (2021年4月17日 2時) (
レス) id: 17862cad9e (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - かおるさん、更新ありがとうございます。ストーカー翔くんを訝しく思いながらもついていく智くんが気になっています。翔くんがストーカーとなった理由も教えてほしいです。かおるさんのペースで更新してもらえるのを楽しみに待っています。 (2021年4月16日 11時) (レス) id: d9af776466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおる | 作成日時：2020年9月13日 23時
