僕らと彼の時々非現実【2】

ぷんぷんしゃん ページ43

青side

黄｢じゅった、あっくがおちごとらいじなんちってるねん。れも、れも…じゅった、あっくにぎゅーちてほちかったねん｣

そうやんな
この子は、ちゃんと分かってるねん
でもな、甘えベタの甘えん坊やからああなってしまったんよな

黄｢あっくぎゅー、おちちゅくかららいしゅちなん…あっかたくて、ちもちぃの…｣

青｢そうやなぁ。淳太、照史大好きやもんな｣

ちょっと悔しいけど、やっぱり淳太が1番安心出来るのはあそこなんよなぁ

青｢ほんなら、その大好きな照史と仲直りするには、淳太何しなあかんかわかるな｣

黄｢あっくに、ごめんしゃいしゅる｣

うん、いい子

青｢照史、帰ったから電話でごめんねしよか｣

黄｢あっく、ばーばい？…もちもちしゅる｣

そのまま、ギュッて抱きついてきた淳太を抱え、スマホを取りにリビングへ

ガチャッ

黄｢あっ！あっく！｣

橙｢淳太くん！淳太くんごめん！｣

帰っていなかったらしい照史が、ソファーから立ち上がって頭を下げた
そっと淳太を床に降ろすと、ダーッと照史の方に走っていった

黄｢あっく、じゅったごめんしゃい。あっく、おちごとらいじのに、わまままごめんしゃい｣

橙｢俺の方がごめん！淳太くんと遊ぶ為に来てるのにイライラしてるの八つ当たりした。ホンマにごめん｣

お互いギュッと抱きしめ合い謝ってる
うん、もう大丈夫やな

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