森の奥のお家

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洞窟の中は、部屋のように使われています
お料理の担当は神ちゃんのようで、暗い中ランプの灯りを頼りに木でできた机で材料を切っています。

そして、少し離れたところでは崇裕くんがかまどに木を入れ、火を起こしています

重｢水汲んできたでぇ｣

どうやらお水も森の湧き水を汲みに行っているようです

照｢はい、淳太くんの分のお皿な｣

外に出ていた照史くんは、木で作られたお皿を机にある食器と重ねました

望｢神ちゃん、お洗濯畳んだよ！｣

のんちゃんは、褒めてと言わんばかりに神ちゃんへ報告に行きます

神｢のんちゃんありがとうな。ご飯急ぐわな｣

神ちゃんは、調理の手を止めしっかり褒めてあげています

照｢あれ？流星は？｣

神｢そういえばまだ帰ってないな｣

望｢もー、またぁ？俺迎えに行ってくるわ｣

そういうと、のんちゃんは外に駆け出しました

決して便利ではないし、住みやすい訳では無いこの洞窟が、淳太くんにはとても幸せな空間に感じられました

神｢よし！出来た！｣

濱｢んー、ええ匂いやな｣

照｢今日はシチューなんやな｣

みんなが続々とイスに座ります

望｢ただいまぁ！流星見つけたよ！｣

神｢おかえり、のんちゃんご苦労さま｣

のんちゃんの後ろからゆっくりと長身のイケメンが現れました

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