Precious Lover … １５※ ページ16
「…ん……っ、ﾊｧ…ア……ン…たい、すけ…」
「好きだよ…ひろ……っ、もっと…カワイイ顔見せて…」
オレだけがわかる宏光の啼きドコロを、唇と指先で辿っていく…淡く、そして濃く触れていくと、その度に眼差しと吐息が今の宏光を教えてくれる
「…すげぇ…気持ちい……」
掠れた声で呟くように伝えてくる感覚を、オレは聞き逃すことなく受け止め、もっとその言葉を言わせたいと思ってしまう
明日の夜は、日本を出る
この香りと温もりを余すところなく自分の中に取り込みたい…そしてオレの全てをこの愛しいカラダに刻みつけたい
「ひろ…ゴメン、…優しく出来ない…」
「…いい、来て…苦しくても、いい……」
全身でオレを迎えるように、その手を伸ばし縋りついてくる…
繋がったまま、伸ばされた腕を受け入れ抱き起こした
繋がりのカタチが変わり、宏光の表情に苦しさが浮かぶ…でも、その表情ですらゾクリとするほど艶めかしい…宏光にそのつもりはなくても、それはオレの欲心を煽るのに充分だった
「動くよ…」
「…ん、ﾊｧ……来て、…太輔…」
オレの頬に手を添えて、鼻先を合わせながらそのまま唇を重ねていく
舌を絡ませ、全身を密着させるように合わせながら、オレは宏光のナカに包まれたコトで体温よりも熱いカラダを感じていた
宏光を追い込むつもりが、自分が宏光に追い込まれてるんだ
「たい、愛してる…」
可愛い幸せそうな微笑をキッカケに、オレは律動を早めていった
「ひろ…宏光、宏光好きだ……っ」
「あ、ああっ…たいすけ、太輔っっ！」
やがて互いのカラダに浮かぶ汗が、背中や首を伝う…それに塗れるように互いのカラダをキツく抱き締めあった
「…ひろ…っ、動けるか……一緒に気持ち良くなろ…」
「ンンン……たい、…」
オレの突き上げに宏光のカラダが反応する…しなるような動きで貪欲にオレからの感覚を貪っていく
宏光には、オレしかこんなカオさせられない
そう思うと愛しさが限界まで募り、それはそのままオレの動きの激しさに繋がる
「ひろ、ひろ…っ」
「アッ……ソコ、ヤダ…っ…ひぁっ……や…っ」
一際切ない声がクローゼットとオレの鼓膜に宏光の限界が近いコトを伝えてくる
「今日…スゴいね……後ろだけで、こんななってる」
溢れ出る蜜は、留まることなくオレの腹にまで流れてくる
「お前とだから、だろ…っ」
「…だよな…、っ…ゴメン……オレも…限界……っ」
迸る熱と愛が、その瞬間同時にオレ達を満たしていった
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GAYASAKURA(プロフ) - seaぺこさん» 続き覗いてくださればと思います！泣かせてゴメンなさい！コメ大感謝ですー！ (2018年6月14日 23時) (
レス) id: 3b1ef006c1 (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - seaぺこさん» こんばんは！コメありがとうございます！再読ありがとうございます、少しずつですが過去エピを入れております、あのシーンかぁと思っていただければ嬉しいです！ザワザワ展開ホントにゴメンなさいー泣泣、二人の絆を感じて下さるようにup頑張りますので、宜しければ (2018年6月14日 23時) (レス) id: 3b1ef006c1 (このIDを非表示/違反報告)
seaぺこ(プロフ) - こんにちは、何度も失礼します…またもやシリーズ初回から読み返していました泣 これ以上の試練…もし限られた時間なら24時間付いて居たいのに…嫁の事は自分の事より大切で心配で仕方ないのに、気持ちを隠して安心を与えようと振る舞う太輔旦那に涙です(TT) (2018年6月14日 16時) (レス) id: 5a95b02aa0 (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - ふじみつさん» おります、覚えておられたら懐かしく思って頂けるのではないかと思います、なかなかのシリアス編となりそうですが、ラストは《藤北ぁぁぁ！ 》で終われたらいいなぁと考えております、宜しければ続き覗いてくださればと思います！コメ大感謝です！ (2018年6月13日 8時) (レス) id: 3b1ef006c1 (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - ふじみつさん» おはようございます！コメありがとうございます！はい、おそらく殆どの読み手様の予想がドンピシャだったのではないかと思いますｗここからかなりの辛展開となります、申し訳ございませんー！今回は《記憶》がキーワードなので、過去エピ遡りながらupしようかなと思って (2018年6月13日 8時) (レス) id: 3b1ef006c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GAYASAKURA
| 作成日時：2018年5月20日 20時
