チャラくNIGHT?…97 ページ50
何歩か歩いたけど、藤ヶ谷太輔ってオレより《若干!》背が高いからなんか上手く支えられなくて…
「重いですよね、ゴメンなさい…」
「重いっていうか…身長が、…やりづれぇ…」
「あー北山さん、ちっちゃいから…」
「あ?てめ今言ったこともっかい言ってみ?放り出されてぇか?」
睨みつけてやろうと横を向くと、担いでるからか気づかない間に超至近距離に顔があった
見上げるカタチで目線がマトモに絡む
オマケにコイツがいつも焚いてるお香の香りが衣から香ってくる…スッキリした甘めの香り…
一体何に反応してんのか…
バクン…っと心拍が鳴った、反射的に目を反らせた
そんなオレを、キョトン顔が捉える
なんだよ、その顔…っ
「どうしました?」
「何でもねぇよっ!ちっ、ガチでイミわかんね!」
「だからゴメンなさいって…」
これ以上接近してたら、色々ヤバい気がして…いや、そのヤバさもよく分かんなくて、オレは藤ヶ谷太輔から顔を背けた
気まずさに近い沈黙が、オレ達を包む…
「…タクシー止めましょう」
「うん…」
大通りに出ると、簡単に捕まった
行先告げて、そのまま並んで坐る…隣に座ってる藤ヶ谷太輔は、一言も何も言わない
少しだけ下を向いて、オレにキレイな横顔を見せていた
そう言えば、ついさっきは手…繋いでたよな…
ちら…とアイツの膝に置いてある手を見てしまう
どうにもドギマギを止めることが出来なくて、ソレを悟られない為に外に視線を向けた
見慣れた街並みが視界を通り抜けていく…
ああ、そうか…ガキの頃通ってた学校までの道のり…学校から帰んの…すげぇイヤだったよな…
また親父になんか言われんのかなって…
そんなオレを、藤ヶ谷太輔がずっと見つめていたなんて全く気が付かなかった
469人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
GAYASAKURA(プロフ) - こっちゃんさん» お話は進んでおりますが、ハラハラ展開が少なくなってきたかもです、、宜しければ続き覗いて見て下さいませ!コメ大感謝です! (2017年6月12日 11時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - こっちゃんさん» こんにちは!コメ返遅くなりましてゴメンなさい、ネタバレ注意と言うよりは、興奮しまくってあんま覚えてないのがホントの理由ですwwツアーDVD待ち遠しいですね!秋冬かなぁ、個人的には冬ドームとかしないのかなって思ってます、《スノド》の時みたいに! (2017年6月12日 11時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
こっちゃん(プロフ) - こんばんは。広島参戦したんですね。ネタバレ注意って事で参戦出来ない私はツアーのDVD待ちになるのかな?お話の続きも楽しみにしてます。(^^) (2017年6月12日 1時) (レス) id: e94527389c (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - 藤北かじゅさん» こんばんは!コメありがとうございます!はい、多分大丈夫じゃないと思いますwwやー、どうしましょうね…でも行かずにいられないのが《渋みつ》なのです!ココは運命を信じます!宜しければ続き覗いて下さればと思います!コメ大感謝です! (2017年6月4日 22時) (レス) id: 0cce3636ea (このIDを非表示/違反報告)
藤北かじゅ(プロフ) - お久しぶりです。あの渋みつちゃん、事務所行って大丈夫?すっごく気になって思わずコメントしちゃいました。更新楽しみにしています。 (2017年6月4日 21時) (レス) id: bcd1835547 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2017年5月4日 12時