I wish to be your only one … Re:turn ２

Re:７１※ ページ25

答えを促す様に、唇を人差し指でなぞるとﾊｧ…と息が漏れ、軽く前髪を揺らした

｢…後ろ……ギュッて、して…｣
｢…ｸｽ…ちゃんと言えたね…お利口さん…｣

柔らかい髪にキスして、オレはひろのカラダをそっと前に倒した


ひろは最近この《繋がり愛》が好きみたいだ


…元々ひろはオレの顔を見ながらが安心するらしくて、大体向かい合って膝の上に抱っこするカタチが多かった、もちろんオレも蕩けそうなひろのカオ見られるのはめちゃめちゃボルテージ上がるし愛しさも膨らむんだけど、何かの拍子に見るひろの背中のしなる様なラインがオレ的にスゴく大好物で、ちょこっと…《そゆ時♥》のも見たいな…なんて思っていた


その日も、ひろはいつもみたいにオレの上で愛らしい姿を見せてくれてたんだけど、一回くらいならお願いしてみよっかなぁ…て想いがムクムク湧いてきて…

｢…ねぇひろ、お馬さん…してみて…｣

追い込みを止めたオレを、少しだけ不安そうな瞳が見つめて来る

｢…お馬さん…って？｣
ポヤンとした表情が、たまんなく可愛い

｢…ん？ちょこっといつもよか違う《繋がり愛》しよ｣
｢え、…どうやんの？｣

ひとまず明確な拒否は無さそう…

一旦繋がりを解き、膝の上からひろを下ろすとそっとうつ伏せにさせ腰を引き上げた

何をされるかは察しが付いたようで、肩越しに振り返りイヤイヤする様に首を振る

｢や…後ろヤダ…太輔のカオ見えない…｣
｢大丈夫だよ、顔見えなくてもちゃんとオレが傍にいること分かるから…｣
｢でも…｣

｢ひろ、いい子だからお馬さんして…絶対ちゃんと気持ちよくして上げるから…ね？一回だけ｣

ぷぅ…て顔したけどこれ以上の反抗はしてこない

可愛いポーズを確認して、オレは後ろから昂りをあてがいクッと腰を進めた

｢ア…ッ、…や…ｱﾝ…｣

直前まで繋がっていたから、少し力を入れるだけで包み込まれる感覚が戻って来る
｢…ひろのナカ、もうオレのカタチ覚えてる…すぐ馴染むよ…｣

グッと先へと推し進めると、反射的にひろの背中が反り返りオレの目の前でキレイなラインを描いた

｢…ッ、たい…ｯいつもよか……深…ッ、ン…ア…ッ｣
｢そうだね…深くてアツイ…ﾊｧ気持ちい…｣

絡みつくひろのナカ…
蕩ける程オレを包み込み離してくれない

半分程繋がったのを確認し、オレはひろの細い腰に手を添え、ゆっくりと膝立ちにさせるようにカラダを起こした

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