愛を彷徨う人 … ５０※ ページ19
「うん…、させて…」
艶を限界まで乗せた瞳がオレを見つめ、薄く開いた紅い唇が、宏光の高揚を伝えてきた
そして、オレの腕を引っ張りカラダを起こすと膝の上に乗りオレのシャツのボタンに手を掛けた
「脱がせてくれるの？」
「ん…」
ハニカミ笑顔を見せながら、一つずつボタンを外していく、オレと目が合うと恥ずかしそうに逸らして…そしてまた視線を合わせてくる
オレも宏光が着てるTシャツを脱がせる為に裾から手を入れ、肌に直に手のひらを這わせた
「気持ちい、ひろの肌…」
「あ、も擽ったいって…ちょ、コラ…」
何度も背中や腰に手のひらを往復させ、滑らかさやキメまで、覚え込ませようとした
擽ったさから逃れるようにカラダを捻りながら、最後のボタンを外し終えると、肩から滑らせるようにしてシャツを脱がせてくれた
それと同時に、オレも宏光に両腕を上げさせTシャツを剥ぎ取った
胸を密着させるように抱き合い、目が合う度に唇を重ね舌を絡ませる、息が上がるほどのキスに夢中になってしまう、互いの唾液でしっとりと潤った唇が銀の糸で結ばれ、紅い舌先がその糸を断ち切った
「たい…」
「ん？」
「触りたい…」
沿うように背中にあった手が、スルッとオレの脇腹から下に伸ばされた
「下、キツそ…」
「フフ、そだね…緩めて欲しいな…ココで」
人差し指で唇に触れると、ニコッと笑ってオレごとベッドに倒れ込んだ
「する…」
そのまま首筋から鎖骨に、柔らかい唇と尖らせた舌先が降りてくる、時々肌に吸い付きながらちゅ…とリップ音をさせ、シルシを付けてる気配がした
愛おしいその仕草を、頭を撫でながら見てると視線を感じたのか、ふと顔を上げ「そんな見んな…」とちょっと拗ねた表情を見せた
ホントに…どうしてこの人は、こんなにも激しくオレの心鷲掴みにしてしまうんだ
「可愛い過ぎでしょ…」
「バカ…」
繋ぐ様に指を絡ませると、キュッと指に力を込め、またカラダを下げてきた
「いいよ…、オレもひろに触れたい」
「ダメ、する…」
手を繋いだままひろは、行為を進めてくる
脇腹から臍のラインに舌や唇で触れた後、履いてるデニムのボタンに気付き、「も、焦れってぇ」て呟くと、クイッと器用に口だけで外してきた
「ちょ、ひろ…」
「ガチガチじゃん…」
チラと上目遣いを投げかけ、ファスナーを唇で挟むと、見せ付けるように下に下ろして来た
ゾクッとするほどの妖艶さ…
コレがΩの真性なんだと、オレは初めて知った
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まいまい(プロフ) - 皆川さんが改心してくれて本当に良かった…2人がこのまま幸せに暮らしていってほしいです。ひろの優しさに癒されます。まだまだ続くみたいなので続きも楽しみにしています！ (2020年8月6日 8時) (
レス) id: d8ffbdef31 (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - pochiさん» こんにちは！コメありがとうございます！アハハ、書いてる方もゾワゾワしながらポチしております、そしてあっという間の移行です笑笑、終わらない…ホントにいつも長編になってしまって申し訳ございません、宜しければ続き覗いて見てくださいませ！コメ大感謝です！ (2019年7月29日 14時) (レス) id: 3b1ef006c1 (このIDを非表示/違反報告)
pochi(プロフ) - 目には見えないけど、もう一生消えない番の証…だから泣かなくていい…(*´Д`*)ﾊｩ こんなこと言われてみたい… (2019年7月29日 12時) (レス) id: 0d96846f1a (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - のこさん» 胸アツです、10周年を国立でお祝い出来たら何より幸せですねー！藤北の安定っぷりにホッとしております笑笑、14年目に改めてこのGのファンで良かったと思いました、一緒に応援しましょうね！コメ大感謝です！……あ、まもなく移行です… (2019年7月28日 20時) (レス) id: 3b1ef006c1 (このIDを非表示/違反報告)
GAYASAKURA(プロフ) - のこさん» サンドさん強火キス担ですよねー、たいぴーすふるはコチラはタイムフリーでも入らないのでツイとかアメブロで確認しております、ホントに有難いことですー、濱口さんに育てられたぴよぴよキスマイが、サンドさんで羽ばたき…感涙…、オリンピック関連にも参加！ (2019年7月28日 20時) (レス) id: 3b1ef006c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GAYASAKURA
| 作成日時：2019年6月11日 18時
