愛し君へ28…和&宏6 ページ31
「そうか…お前らしいな―…」
その日、着替えを取りに自宅に戻ったオレは、店休で家にいた亮介に今日の出来事を話した…多くを語らない亮介。。。
「間違ってるのかな…」
「ん?…そう…だな―…間違ってはないと思う…でもな、大切なものは自分で守れるようにしてやるのが、ホントの優しさなんじゃないか…?
「いずれその子も大人になる…ましてや世界的大企業の跡取りだ、その子の未来には、守らなくてはならないものが、想像を絶する程に出てくるだろう…守れなければ、超えられなければ相当のダメージを受けて、倒れることは必至だ…お前がやらなきゃいけないことは、お前が彼を守ることじゃなくて、彼に何が起きても、立ち向かって逃げない心を持たせることじゃないのかな」
「…そう…だよな―…」
「…ただ、今はそれでいいと思う…絶対的な信頼を寄せる人物が傍にいるということで、あの子の心は強くなるだろうから―…、そこからは…お前次第かな…」
いつもは、オレに甘える仕草を見せることが多い亮介…でもこんな時は2コ上って言うのを感じる…
(頼もしいよな…)
そう思いながら見つめていると
「…なんだよ…」
居心地の悪そうなカオをしてオレを見てくる
「いや、亮介がいてくれて良かったなぁって…改めて感謝してる」
「バ…ッ…何…急に―…っ!?」
ボンって音が聞こえそうなくらいの勢いで、亮介のカオがみるみる赤くなっていく…あ、褒められんのニガテだったっけー…www
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GAYASAKURA(プロフ) - りんりんさん» はじめまして!コメありがとうございます!そうなんです…も、この和亮藤北は名前だけ借りたほぼオリキャラになっちゃいました、ご不快に思われたらゴメンなさい!でも、目を通してくださってありがとうございます!良かったら又覗いてやってくださいねー! (2015年9月23日 13時) (レス) id: 9f07080ee9 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 和真は、太輔ですよ? (2015年9月23日 12時) (レス) id: 16cb4729e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:GAYASAKURA | 作成日時:2015年7月19日 16時