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 志麻くんと仲直りしたんやって!?と楽しそうにラインを送ってきた坂田くんに誘われてスタバに行けば、またもやセンラさんも一緒。仲いいなぁ…。

 気分転換に季節のフラペチーノを買って、3人でテーブルを囲む。


 「ほんで、志麻くんどんな感じやったん?」

 「どんなって…ていうか、何を聞いたの?」

 そもそも、何を話したか知らなかったら答えても意味がない気がする。何より話したら墓穴掘りそうだしね。


 「仲直りできたって報告しか俺らはもらってないんです。」

 センラさんの言葉に、志麻に今度会ったら文句を言おうと決めた。説明丸投げしやがった。


 「えっと、この前坂田くんに助けてもらった合コン相手の人が現れたんだけど志麻が助けてくれてそのまま、志麻の家に行って、怒ってた…じゃなくて、悲しんでた理由教えてもらって仲直りしただけ。」

 簡単に言えばこんな感じであってるはず。うん。


 「まじ!?え、あのAちゃんの腕掴んでた人やんな?」

 「うん、」

 ただでさえ、大きくて丸い目をもっと丸くして驚く坂田くんに笑いが零れた。




 「まあでも、仲直りできたみたいで何よりですね。」

 「ありがとうございました2人とも。」

 多分、坂田くんがラインくれたのも志麻が何かしら言ったからだろうし、2人がいなかったらあのまま喧嘩別れしてた可能性だって大いにある。


 「「どういたしまして。」」

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作者名: | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年12月28日 0時

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