青天の霹靂(I.J) ページ15
こんなにもこの人と仲良くなりたい、もっと俺を知ってもらいたいなんて初めて思った。
出会いは至って簡単で、
ビリビリと雷に打たれたみたいに突然俺の体に電撃が走った。
一目惚れなんてできない人間だと思ってたのに、
真っ青に広がる空の下で俺に笑いかけるAの笑顔に魅了された。
「Aの部屋行ってもいい？」
「今日はだめです。今から滉くんの部屋でゲームするの」
でもこの人は他に好きな人がいて、
俺なんて眼中にもないんだ。
そんなことはよくわかっているのに
自分でも理解できないほど必死になっててかっこ悪い。
「別にAに用があるわけじゃないよ。ただAの部屋に脱ぎっぱなしの靴下置いたままだなーって」
適当な嘘ついて、
Aのそばにいたい。視界に入りたい。
少しだけでもいいから俺の事を考えていて欲しい。
「わかった。いいよ」
「あんがと」
合宿などでしかAに会うことが出来ないから、正直毎日会っている滉が羨ましい。
Aの部屋に入り、躊躇いなくベッドにダイブする。
「俺、滉くんの部屋行ってくるんで！靴下取ったら自分の部屋戻ってくださいね」
「わかったー」
相変わらずAは滉くん、滉くん、うるさい。
その口からいつか純也くんが好きだと言わせてやりたい。
靴下なんて俺がでっち上げた嘘だからあるはずもないので、このままAが帰ってくるまで寝てやろう。
布団を頭まで被る。
ホテルのベッドとはいえ、
数週間もいれば次第にAの匂いが染み付いていて
寝るにも寝れない。
いつもは遠くにいるのに、この時だけはAを1番に感じられる。
ドキドキして、
胸が苦しくて、
熱くて、
どんだけ好きなんだよ。
でも意識してるのは俺だけで、
好きになっちゃいけないって思うほど好きが溢れて止まんなくなる。
馬鹿だなー俺
→
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かんざき(プロフ) - さとうさん» そう言ってもらえて嬉しいです！ありがとうございます。奥さんに内緒でみんな恋愛させてます笑笑 (8月1日 23時) (
レス) id: 5412be5dc6 (このIDを非表示/違反報告)
さとう - 純也くんの奥さんがいるのに秘密な恋をしてる感じ…いい！ (8月1日 20時) (レス) @page16 id: 49f8a58ef1 (このIDを非表示/違反報告)
かんざき(プロフ) - 🫨🫨🫨さん» ほんとですかああ！！読み返して貰えてたなんて嬉しすぎます！！ちょうどキリが良かったのでここで完結したんですがまたいい話が思いつきましたら書かせてもらおうと考えています笑。このようなコメント本当に励みになります！！！ありがとうがございます！！！ (4月23日 1時) (レス) id: 5412be5dc6 (このIDを非表示/違反報告)
🫨🫨🫨 - うわああああ！！良かったです！！ほんっとうに自分好みの小説すぎました、、、！暇さえあれば読み返しあさる、という行為を何度したことか、、、！！終わってしまうのは残念ですが、またこのような作品を作ってくれるよう期待しています！もっと見たい！！ (4月22日 23時) (レス) @page23 id: b6179e7ee4 (このIDを非表示/違反報告)
かんざき(プロフ) - 🫨さん» コメントありがとうございます！そう言って頂きとても嬉しいです。更新喜んでもらうためにも頑張りたいと思います🫶🏻🫶🏻 (2023年4月2日 18時) (レス) id: 5412be5dc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かんざき | 作成日時：2023年1月29日 19時
