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星乃一歌 熱 ページ10

咲希side

いっちゃんが眠っている時は、あまり揺らさないようにゆっくりと歩く
ほんのりと顔が赤くなってて、少し涙が溜まっている顔はいつものクールな顔とは違って、可愛さを出していた

その時、奥から誰か走って行くのが見える
なんだろうと思っていると…

「さ〜きちゃん!」
「わぁ!?」
えむちゃんがいつのまにか近くに来ていた

「びっくりした〜…」
「ふふ。よかった〜。…あれ?一歌ちゃん?」
「あぁ…実は、少し熱を出しちゃったの」
「え〜!大丈夫なの?」
「今から保健室に連れて行くんだけど、この後学級委員の集まりがあるらしくて…」
「むむー…あ!あたしが朝比奈先輩に言うとかは?」
「え?」
「朝比奈先輩に、一歌ちゃんはお熱が出てるから行けません、って言うの!」
「良いの?えむちゃん、なんか怖がってるようだったけど…」
「ううん!一歌ちゃんが大変そうだから、あたし言っとくね!じゃあね〜」
そういって、えむちゃんは走っていった

あたしも早く保健室に行かなくちゃ!





保健室の扉を開けて、ベットにいっちゃんを乗せる
「…ん……うぅ…」
「いっちゃん?」
「…さき………?」
「よかった。ここは保健室だよ。それと、学級委員の集まりについては気にしなくて良いからね」
「ん……」
そう言って、いっちゃんはさっきよりは安心した顔で眠りについた



〜その頃…〜

えむside

よ、よし!
頑張って朝比奈先輩のところの行こう!

「が、頑張るぞ〜!」
「何を頑張るの?」
「ひゃ!」
後ろから声がして、振り向いたら…

「あ…朝比奈先輩!」
「こんにちは。鳳さん」
ちょうどそこに朝比奈先輩がいた

「あ…あの…」
「ん?」
や、やっぱりこわいよ〜
で、でも…!

「い…一歌ちゃんがお熱を出したみたいなので、学級委員の集まりは休むそうです!」
「え?それは大変だね…星乃さんにはゆっくりしてほしいし、私もみんなに伝えとくね」
「は…はい!」
よかった〜…

で、でも、最後の笑い方は本当に見えたな…
「…ふふっ」

もう少し、朝比奈先輩を知りたいな

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奏多 - リアルでした…奏なら本当にあるかもしれませんね。早く救われて欲しいです。 (2022年9月18日 23時) (レス) @page1 id: 82ec0e1b3e (このIDを非表示/違反報告)
河合 - 東雲兄弟、私の欲望をガッツリ入れているのでちょっと注意です (2022年8月28日 18時) (レス) id: b19d72a5db (このIDを非表示/違反報告)
河合 - あみみゃまさん» ありがとうございます! (2022年8月27日 14時) (レス) id: b19d72a5db (このIDを非表示/違反報告)
あみみゃま - すごく面白いです (2022年8月27日 13時) (レス) @page19 id: 29c5e9b820 (このIDを非表示/違反報告)
河合 - 綿菓子さん» ありがとうございます! (2022年8月21日 18時) (レス) id: b19d72a5db (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:河合2号 | 作者ホームページ:ないです!  
作成日時:2022年6月14日 10時

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