宵崎奏 栄養失調 ページ2
穂波side
今日は宵崎さんのお手伝いの日
無事に着いたから、部屋に入った
「宵崎さん。こんにちは。来ましたよ」
でも、いつもなら宵崎さんの声がするはずなのに、声がこない
「宵崎さん？出かけてるんですか？」
不思議に思いながら部屋を歩いていく
すると、奥の部屋に宵崎さんがいた
「あ、宵崎さ…」
でもそれは、宵崎さんではあったけど、横たわっている宵崎さんだった
「宵崎さん！？」
急いで近くにいく
「あ……望月さ……」
意識はあるようだけど…
「…っ…分かりますか？」
「うん…」
顔色が悪い。栄養失調のようだ
「すみません。待っていてください」
今は少しでも、宵崎さんに何かを食べてもらわなきゃ
料理を作ってる中、前にもこんなことがあったな…と考える
あの時は私がここにきたばっかりで、よそよそしかったけど
「…嬉しいな」
自然と、口が溢れていた
「宵崎さん。出来ましたよ」
「…ありがとう…望月さん…」
りんごをすりおろして、お粥を作ってみた
食べやすそうなりんごからあげた
「……む……うん。おいしい」
嬉しそうに、ふにゃっと笑う宵崎さん
「良かった…」
りんごはすぐに食べ終わって、お粥も半分食べた頃には、顔色が良くなっていた
「ありがとう。望月さん。助かったよ」
「いえいえ。一大事になってなくて、良かったです。これからは、気をつけてくださいね？」
「うん。あ…時間結構経っちゃった…」
時計を見ると、確かに私が来た時よりも時間がたくさん経っている
「ご、ごめんね…望月さん。無駄な時間過ごさせちゃって」
「大丈夫ですよ。宵崎さんが助かったんですから。看病できて、嬉しかったです。ありがとうございました」
いい気持ちになりながら、私は宵崎さんの家を出た
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奏多 - リアルでした…奏なら本当にあるかもしれませんね。早く救われて欲しいです。 (2022年9月18日 23時) (
レス) @page1 id: 82ec0e1b3e (このIDを非表示/違反報告)
河合 - 東雲兄弟、私の欲望をガッツリ入れているのでちょっと注意です (2022年8月28日 18時) (レス) id: b19d72a5db (このIDを非表示/違反報告)
河合 - あみみゃまさん» ありがとうございます！ (2022年8月27日 14時) (レス) id: b19d72a5db (このIDを非表示/違反報告)
あみみゃま - すごく面白いです (2022年8月27日 13時) (レス) @page19 id: 29c5e9b820 (このIDを非表示/違反報告)
河合 - 綿菓子さん» ありがとうございます！ (2022年8月21日 18時) (レス) id: b19d72a5db (このIDを非表示/違反報告)
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