白布家の白布サン “2”【HQ】

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日向 「こいやぁぁぁぁ！！」







ゾワッ！




まただ、またこの感じ。




日向くんが叫ぶ度に、あの視線を感じる。




気づかれてるか…



まだ確信を持ててないとしても、次のスパイクが決まれば




確信に変わってしまう。




ああ、、、怖い。




……！飛雄くん今、ライトの方見た！





研磨のやってた視線フェイントか。





まだまだ大雑把だけど、、笑




武田 「いやー、よく上げましたねぇ。西谷くん。

あ、でも西谷くんに打っちゃったのは及川くんの失敗だったのかなぁ？」




『それは違うと思います。もし、リベロの夕があのサーブをあげられなかったら…

チームの皆は、リベロに取れないサーブを自分達が取れるはずがない って言う精神的ダメージを受けますから。』






烏養 「白布の言う通りだよ、先生。それを狙ったんだと思う。(本当によく上げてくれた…)」








ピッ！






金田一「センター！」




Aクイック…





けど、私達烏野より少しゆっくりな気がするな。





あ日向くん……それもそうだ、いつも通りのタイミングで飛んだら




青城の速攻は触ることもできない




上から打たれて終わり。




澤村 「すまん！カバー！」




影山 「はいっ！」




日向 「トスくれぇぇー！」





ゾクッ！





『まただ…』



烏養 「ん？どうした？」






『さっきから及川さんに監視されてる気がして……



もしかしたら、バレたかもしれません。




速攻の使い分け。』







飛雄くんも気がついたかな？



バレたってことに。






及川 「せんせー、せんせー…！」





ピーーーーッ！





青城のTO。





やっぱなぁ、バレてる。





菅原 「もしかして、もう気づかれた。」




『サイン変更しましょう。』




菅原 「だな…考えとくよ。」




『すみません、お願いします。』







ちらっと青城の様子を見てみると、生徒だけでミーティングが成立している。





んー、さすが。






あ！夕を褒めようと思ってた。





まあ、後ででいいかな。




今じゃないし。







ピーーーーッ！





今は飛雄くんが後衛…





サーブで狙われるのは、後衛セッターの出るところ。




頑張れ、旭さん。

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