怪盗Jewelcross2 (ページ6)

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7～5～過去～ページ6

七五三掛side

俺の家は裕福でも貧乏ってわけでもないけど、普通に母さんと父さんと妹の美月との4人家族だった。

俺は小学校にはいって大我とAと会った。
クラスは違ってたけど休み時間のたびに一緒に外で遊んでた。

4年生の時に俺の誕生石がついてるフラワーネックレスを誕生日にくれた。

七五三掛母「これをもってたら、龍也を必ず守ってくれる。お守りだと思ってもっててね。」

そう言われて、ずっともってた。
さすがに小学生だし学校に言った時はもてなかったけど、それ以外はずっともってた。
後から調べたことだけど、あのフラワーネックレスはひいおばあちゃんの形見だったらしい。

それであのフラワーネックレスとの思い出もたくさんあった。
けど、幸せは長く続かなかった。

俺が小学6年生になったころ、母さんが疲労で倒れた。
美月と俺との学校での教育費を稼ぐためにあまり休みをいれずに仕事をしてたから。

美月「お兄ちゃん、お母さん大丈夫なのかな・・・」

七五三掛「大丈夫だよ、きっと母さんはそのうち元気になってかえってくるから。」

俺はずっとそう言って美月を励ました。

美月が3年生になって、俺が中学に上がった時、

母さんは亡くなった。