怪盗Jewelcross2 (ページ3)

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阿部side

安井くんのことを心配しつつ高2組の結果を聞くとまったく心配いらないみたい。

安井「俺だけぇ～！」

七五三掛「だって阿部くんと大我とAは学年トップをキープしてるでしょ、俺もそれなりに成績残してるから心配なのは安井くんだけ」

安井「はい、結果待ちます。」

大我「よろしい。」

なんで高3が高2に叱られてんの。

如恵留「はいはい、成績と補習の話はそこまで、次の仕事で～す。」

A「で、次の仕事って何？」

如恵留「次はこれ。」

七五三掛「あ！これって！」

如恵留「そう、シメが探してたフラワーネックレス。やっと居場所がつかめたんだ。」

阿部「どこなの？居場所って」

如恵留「金子颯って知ってる？」

A「たしか、何年前かに新しく始めた宝石類の子会社が大成功して会社を大きくしたって人？」

如恵留「そう、その人が明日から会社の新プロジェクト発表の大がかりなパーティーを２日間やるらしいからそれで飾られてるんだって。」

安井「パーティーってことは招待状かなにか必要なの？」

如恵留「いや、今回は会社関係者に紹介制だから招待状とかないんだって」

大我「関係者いる？知り合いで」

七五三掛「あ(;゜0゜)、そういえば宮近のお父さんその会社の会社員じゃなかったっけ」

A「いわれてみればそうかも。」

大我「もしもし～宮近ぁ～。」

阿部「電話はやっ」

大我「あ、そうなの？！了解。じゃあ明日ね」

七五三掛「宮近なんて？」

大我「3人までなら紹介できるからおいで～って」

七五三掛「俺は今回潜入はできないから俺以外で。」

如恵留「じゃあAと安井くんと阿部くんで明日いってきて。大我はいつも通り情報集めでシメは今回の下見は俺と留守番ね。」