実は………

過去編 ページ19

時を遡ること約15年前……






「…」





私は公園で一人寂しく座っていた






そんな私に…







？？「ねぇ、君何してるの〜？」






と、声をかけてくれた人がいた







「…君誰…？」







？？「え？僕は藤原樹って言うんだ。君は？」







「わたしは……ごめん、名前ないんだ、笑」





それが私と樹との初めての会話






樹「え？ないの？名前、お母さんは？お父さんは？兄弟とかは？」







「お父さんは、自 殺した。お母さんは…どっかいっちゃった…兄弟は…いないよ、お母さんのところだもん…笑」








そう。その頃の私には親も兄弟も何もかも失っていた。






樹「…じゃあ！僕達と来ない？兄弟になってあげる！」






「僕達…？」







昔の私はこの時僕達と言われ不信感を覚えていたのははっきり覚えてる。
それはなんでって？そりゃ……







「樹くん以外いないよ？」








そう。樹以外の人はいなかったから。






樹「え？みーちゃん達のこと見えないの？」








「みーちゃん…？」







樹「…とりあえず！ここは危険だから一緒に行こ？ね？僕達何もしないし、」





もちろんその答えは……







「……分かった、行く。」







これが私と樹の初めての出会い。








そしてこれからの物語の序章だった。









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なんか、過去編長くなりそうな気が…( ˙-˙ )

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