story4 ページ29
――――――
硝｢さっっっっっむ！！！！｣
夏｢最近一気に冷え込んできたね。｣
硝｢ホントやだ。寒いのまじで無理なんだよね｣
『今日は任務がないだけマシだよ〜』
夏・硝｢ほんとそれな｣
五｢こんな寒いと呪霊も出てこねーんじゃね｣
夏｢呪霊に出てきやすい季節とかあるのか？｣
五｢いや、知らね｣
硝｢何だよ｣
そんなどうでもいい話をしながら
高専の入口の雪かきをしている。
私たち4人は、特別に休みを設ける代わりにガッデム先生から午後は高専内の雪かきをしろと言われた。
雪かきと言っても、朝早く起きて出ていく任務よりは100倍マシなので、みんなどこか喜んでいる。
夏｢そうだな。今日は久しぶりに皆休みだし、
何と言ったって大晦日だろう？｣
『え、もうそんな日なの？』
お前カレンダー見てねえの？と悟が呆れたように言う
硝子も、あーそういえば、とポケーとしている。
夏｢…行くだろ？初詣！｣
硝｢初詣…って、今日の夜！？！？｣
『皆で…初詣…』
夏｢外出許可は俺が貰ってくるから、皆で出かけてみないか？｣
硝｢この前は五条いなかったしな。｣
五｢は？俺の事ハブったわけ？｣
『違う違う。悟の誕プレ買いに行ったんだよ。』
そう言うと、悟は、あ〜と言って
バツの悪そうな顔をする。
照れてるのかな。
夏｢で、どうする？｣
硝｢行くに決まってるだろ。｣
五｢…俺も行く。｣
『私も……、っ』
あ。
私もこの輪に入っていいのかな。
悟に酷いことしたんだし、私は…
五｢…何だよ、お前も来いよ｣
『いや、私はやっぱり…』
五｢A｣
え。 今、Aって…
五｢A、お前も来い。皆で行かなきゃ楽しくねぇだろ。｣
悟がそんなこと言うなんてね、と
珍しそうな顔をして悟を見つめる夏油くん。
悟………
『…私も、皆と行きたい。』
硝｢んじゃ決まりね！21時にまたここで。｣
雪かきを終え、私たちはそれぞれの部屋へ戻った。
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花音(プロフ) - 麗さん» すみません！他の作品とごっちゃになっちゃいました汗！星野でお願いします( > < ) (2021年3月19日 13時) (
レス) id: 3990a49577 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - １ページ 設定の名字と 御三家では~ の後で名字が違うのは理由があるのでしょうか? それとも誤字なのでしょうか? (2021年2月19日 1時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
しばいぬ(プロフ) - すっごい五条さんなんか可愛い……！！凄いわかりやすい文で読んでて楽しかったです！！絵とても上手ですね…！！ (2021年2月14日 8時) (レス) id: 8b10c27942 (このIDを非表示/違反報告)
花音(プロフ) - 天さん» 有難うございます！励みになります( > < ) (2021年1月17日 20時) (レス) id: 3990a49577 (このIDを非表示/違反報告)
天 - めっっっちゃ好きです (2021年1月17日 19時) (レス) id: 323c2d6c78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花音 | 作成日時：2021年1月16日 18時
