EPISODE・1 - 12『MISSIONその2』 ページ20
Apart
〜オンボロ寮 前〜
『あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"〜〜〜〜〜ッ！
きんっっっっっちょうするッ!!!!!!』
後ろにいる“ゴースト”達が若干引いているのなんて見えていない。
だってこう騒ぐのも仕方がないじゃない…。
推しとッ！それも最推しとッ！
出掛けるんだよッ!？町案内してくれるんだよッ!？
クリームパンを食べてる推しを眺めたり唄っている推しの歌声を聴けたり読書している推しが見れたり出来るんだよそれも合法的にッ！(←)
…あれ、もしかしなくても私ヤバイ…？
グリム「なー、オレ様やっぱりぬいぐるみのフリしなきゃいけねーのか？」
そうそう。
妖怪ウォッチシャドウサイド…つまり、あっちの世界ではモンスターが存在しない。
代わりに妖怪が存在しているのだが、見える者が限られている。
つまり、動いている狸なんて普通の人からしたら奇妙極まりないのだ。
ユウ「解剖とかされたら嫌だろ？グリムは不思議な生き物なんだし。」
グリム「それを言うんだったら、スザクもなんだゾ。
スザクは神らしいじゃねーか。つまり、普通の奴からしたら変で不思議な奴なんだゾ！」
『グリムくんの耳って青い炎付いてるよね〜。』
と、軽く脅してみる。
何が『変』だ何が。
確かに不思議だけど、『変』とは言わないでほしい。
それは最推しを侮辱しているのと同等！
万死に与えする！
…って、酒呑童子やセベクくんっぽく言ってみた。
よく言うんだよな、この2人。
グリム「ヴッ……でも、不思議な奴なんだゾ。
それは間違ってねー！」
『多分、普通の人は朱雀さんのことも見えないんじゃないかな。』
だって神様だし、妖怪だし。
神様が全員に見えたらちょっと…うん。
〈ピコンッ♪〉
と、私のケータイからメール音が。
電源を付けてみると、オルトくんからのメッセージのようで、『結果発表！』と書かれている。
ユウ「…オルトから？」
『うん。』
メールの本文を読んでみる。
イデア先輩はどうなったかなー…。
『本文はー…。
『［MISSION・イデア先輩を連れ出せその2］クエスト！見事クリアしたよ！
今から兄さん連れてオンボロ寮に向かうね！』
だって！』
あの引きこもりのイデア先輩が部屋から出てくる。
いや、なんなら寮の敷地を越えて来るのだ。
かなり上出来な結果。
グリム「あのイデアがー？」
グリムはまだ半信半疑のようだ。
グリムもあのイデア先輩の引きこもり様は知っている。
だから信じられないようだ。
EPISODE・1 - 13『オジョウサマ？』→←EPISODE・1 - 11『マッスル紅』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ラッキーNRC寮
ディアソムニア寮ｰ茨の魔女の高尚な精神に基づく寮ｰ
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あやや(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます！早めに続きを作ろうかなと思います！ (6月14日 18時) (
レス) id: 63e2965a9a (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 続きが気になる (6月11日 8時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
あやや(プロフ) - モモさん» かッ、神ッ!!?ありがとうございます!!!ひたすらありがとうございます…!!更新頑張ります！(≧▽≦) (2023年4月3日 17時) (レス) id: 63e2965a9a (このIDを非表示/違反報告)
モモ - すみません。なんかバグってコメントが2個になってしまいました。m(__)m (2023年4月2日 23時) (レス) id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
モモ - 神です。神過ぎます。夢主ちゃんは思ってないけど、朱雀と結ばれてほしい！！話とかも共感できることが多いし、すらすら読めます！！作者さんのペースで更新頑張ってください！！ (2023年4月2日 23時) (レス) id: 759a61aa3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやや | 作成日時：2022年9月25日 18時
