転生した幻王様と剣武魔神！ｰ特別集Ⅱｰ (ページ46)

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EVENT ⅩⅥ.Ⅴ：シャルルの誕生日続～7月27日～ページ46

コンコンッ

シャルル「？はーい。」

ガチャッ

シャルル「あれ？キャロン…と……みんな。」

ユミ「いや3文字で纏めんなや。」

白虎「ってか、これ、引いてくれねぇか？」

シャルル「……くす玉？」

キャロン「ですです…。」

シャルル「んー…でも今妖魔サイトを見てるから…。」

キャロン「！私がする…です。だから、シャルルは……。」

シャルル「あ……うん、わかった。」

ってか暗い部屋でパソコン見るのどうなん。
あ、ある意味久しぶり。

シャルル「えーと…この紐を引っ張れば良いんだよね。」

朱雀「だが、この部屋ではキャロンの邪魔になるだろう。部屋から出るぞ。」

……何か口調斎藤さんよりになってない？
と云うかそも2人の口調似てない!？

ガチャッ

～外～

シャルル「じゃあ、引っ張るよ…！」

躊躇う暇はないぜ。

『はっぴぃばぁすでぇ Charles・Ruby』

シャルル「え？今日って…7月30日だけど……あれ？」

ユミ「何で自分の誕生日忘れる奴多いん。朱雀とか朱雀とかシャルルとか。」

朱雀「ほとんど私の名前だったな。」

シャルル「えーと……わかるのは、最初のはぴばの部分は多分ユミさんか白虎さんが書いて、最後の綺麗に書かれている英語は朱雀さんか玄武さんって云うのだけ。」

白虎「おいそれ遠回しに俺のことディスってるよな？」

ユミ「何で白虎だけなん。」

、

、

ファラ『ハッピーバースデー！シャルル。
誕生日に花冠あげるね。』

シャルル『え、良いよ！姉さん！女じゃないし！』

ファラ『女でも男でも、素直に受け取らないとモテないわよ！それに誕生日なんだし。』

シャルル『誕生日だからって…。』

キャロン『おねーちゃん！おねーちゃんは、好きな人とかいるの？』

ファラ『好きな人？……それは、』

ファラ『あなた達、2人よ。』

ユミ「……シャルル？」

シャルル「…あ、その……昔の事を、思い出してた。」

白虎「…………あ!？」

シャルル「え!？」

白虎「くす玉に菓子入れるの忘れてた！」

阿修羅「通りで落ちてこなかった訳だな!？」

朱雀「いや、そもそも入れたとして、紐を引っ張るとどうだ。菓子が割れるぞ。」

玄武「素の飴玉でも無ければすぐに割れるだろう。」

ユミ「じゃ！飴玉持てくる！」

白虎「持ってくんなもう遅い！」

シャルル(……姉さん。)

シャルル(僕は、今こんなに楽しいみんなにか囲まれながら過ごしています。

姉さんとも…また──。)