転生した幻王様と剣武魔神！ｰ特別集Ⅱｰ (ページ18)

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EVENT ⅩⅡ.Ⅴ：エイプリルフール中編ッ！ページ18

～生徒会室～

コンコンコンッ

玄武「入れ。」

ガチャ

フクロウ？「失礼します。」

玄武(…何故にフクロウが……？)

フクロウ？(何も思い浮かばなかったから、フクロウ…、って訳じゃ、無いぜ！)

玄武「で、何の用だ？」

フクロウ？「それはですねぇ……是非ともハルヤ様を中学校に転校させてほしいと思いまして…。」

フクロウ？「私の苦労は絶えないのです。毎朝ハルヤを起こしてももう一度寝てしまい、ましてや洞潔がいない今教育係がいないので私が頑張っているのですが教育は出来ずハルヤ様は好き勝手にしているので休みが無いんですよ。有そもそも私がいてもハルヤ様の面倒を見ることが出来ないのでどうしても役にたちたいのにたてないんですよ…どうしたら良いのですか！」

玄武「…すまない、途中聞いてなかった。」

玄武「生徒会の資料も纏めている途中だしな…。」

フクロウ？「だからッ！毎朝ハルヤを起こしてももう一度寝てしま…、
玄武「つまりは、役にたつにはどうしたら良いか、で良いか…？」
はい！」

玄武「うむ、そうだな…それなら─、」

フクロウ？(え？ジーたんが聞く、だぜ？フクロウじゃないだぜ！気付けぇぇッ！)

～数十分後～

玄武「─が良いな……ん？」

ジュニア「じぇ、じぇ、じぇぇ～…。」

玄武「なんだ、ジュニアが化けていたのか。」

ジュニア「き、気づかなかった…？」

玄武「全く。」

～野球部室前～

阿修羅「んぁぁ…！つっかれたなぁ～。」

男子生徒1「阿修羅先輩！お疲れさまです！」

阿修羅「おぅ！サンキュ！」

コンコンコンッ

ガチャ

白虎？「よ！」

阿修羅「白虎？どうしたんだ？」

男子生徒1「あ！ではぼくはここで失礼しますね。」

白虎？(なんかドッキリっぽい気がする、だぜ……嘘は？)

阿修羅「お前、何の用で来たんだ？」

白虎？「あ！えーとな？あー……そう！」

白虎？「俺、陸上部に移ろうと思うんだけど…どうよ。」

阿修羅「どうよ、ってな……まー…。」

阿修羅「お前足速ぇし良いんじゃね？サッカー部より合ってるな。」

白虎？「マジ？」

阿修羅「……。」

阿修羅「お前……白虎じゃねぇなぁぁぁッ!？」

白虎？「じぇじぇッ!？」

阿修羅「あ、おめぇジュニアか。」

ジュニア「うぅぅ…じぇぇ…。」