彼女の個性２【僕のヒーローアカデミア】 (ページ26)

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52話ページ26

コミックだったら主人公だ。

それ程の背景。

それに対して、僕が言える事なんて…

緑谷｢僕は…！僕はずっと救けられてきた。さっきだってそうだ。僕は、誰かに救けられてここにいる｣

オ『もう大丈夫だ、少年。私が来た！』

『オールマイトさんのところ一緒に行こう。』

麗日『私のポイント分けるって出来ますか？』

引子『これからは手放し全力で応援するからね！』

相澤『一芸だけじゃヒーローは務まらん』

蛙吹『第一関門突破って感じね』

爆豪『退け！邪魔だ、デク！』

発目『私と組みましょう、1位の人！』

常闇『警戒が薄くなっていた頭の方を頂いておいた』

オ『君はヒーローになれる』

緑谷｢笑って人を救ける、最高のヒーロー…オールマイト。彼のようになりたい。その為には、一番になるくらい強くなきゃいけない。
君に比べたら、些細な動機かもしれない。でも、僕だって負けられない。僕を救けてくれた人達に応える為にも。
さっき受けた宣戦布告…改めて僕からも。僕も君に勝つ！｣

僕は拳を握りしめて、轟くんを見た。

爆豪side

緑谷｢あの…話って何？｣

不意に聞こえてきたデクの声。

覗くと、デクと半分野郎がいた。

聞いてると、半分野郎が自分の過去を話し始めた。

『あ、爆豪くん！』

爆豪｢！｣

いきなり声をかけられて、柄にもなくビクッとする。

振り向くと、Aがいた。

『爆豪くんはなにしてるの？』

爆豪｢何でもねぇよ。つーか、てめぇさっきの何だよ？｣

さっきの…騎馬戦の時の事だ。

『ごめんね...私いつどんなふうに
個性を発動すればいいのかあんまりわからくて』

爆豪｢...もういいわ、戻るぞ｣

『えっ？あ、うん』

俺はそう言って、Aと一緒にその場を去った。