102.そういえば推しと席隣だった ページ2
『おはよー!!!』
亜「おはよう、なんでそんな元気なの?二学期始まるんだよ?嫌すぎない?」
『夏休みなんもして無さすぎて体力が有り余ってんだよリア充の亜美とは違うんですぅ〜』
そう言うとへへへと笑う亜美。くっそ可愛いから許す。
夏休み中2回ほど亜美と遊んだけれど、すごい惚気られた。写真見せられてこれやばくない?って自慢された。
あんた、アイドルの推しはどうしたの?って感じだったけどそっちもちゃんと好きらしい。どっちかにしやがれ欲張りめ!!
そんな亜美に反抗して私だって推しの写真たくさん持ってるんだぞ!って言おう思ったけれど、なんかここで自慢するのは違う気がしてやめた。
亜美は推し兼好きな人かつ彼女であるからこんな自慢してもおかしくないけど私はただの影山くんを推している人である。それ以外のなんでもない。
教室につくと、変わらぬ顔が沢山あった←
いやまぁ、当たり前だけども。
『…いや、待って』
自分の席に行こうとする亜美の手を取って止める。
亜「え、なに?」
『もしかして私、影山くんと席隣?』
そうじゃん、なに夏休み前のこともう忘れたの?と冷ややかな目をした亜美に言われる。
『いや〜無理〜隣にいるだけで無理なのに〜遠くから眺めるって決めたのに〜これは会話不可避案件じゃない?』
ちなみに、亜美は私が影山くんのことを好きだと気づいたこととか、でも彼女がいるかもしれないこととか、推しと関わる前みたいに戻るっていうことは知っている。夏休み会った時に話しはしていた。
『困った…』
亜「どうしようもないんだから諦めよ?」
あっ、るいくんから返信きた、と急に乙女になった亜美。るいくんというのは亜美の彼ピッピ(笑)の事だ。
もうダメだこいつは聞く耳持たん。
まだ影山くんは来ていないようだから、寝たフリをして会話を回避しよう、そうしよう。
そうして何事も無かったように平然を装い(心の中では動揺している)、自分の席へ向かった。
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あまね(プロフ) - あっすき!! (2月23日 19時) (レス) @page16 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
いお(プロフ) - うわめっちゃ好きです!更新楽しみにしてます! (2020年5月13日 19時) (レス) id: e27de575a2 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 影山好きすぎる〜っっっ更新楽しみにしてます泣いつまでも待っております!!泣 (2020年5月6日 19時) (レス) id: 5973ca5896 (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - えっえっ更新しないのですかっ!もどかしい〜〜〜〜 (2020年4月7日 1時) (レス) id: 9cd1e2c3d2 (このIDを非表示/違反報告)
ねうさぎ(プロフ) - きゃーーことりん読んでくれたの照れちゃう!!ありがとう頑張る! (2020年2月25日 18時) (レス) id: 73373523e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ねうさぎ | 作成日時:2019年9月8日 20時