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JK side
JK「ヒョン、ヒョンは会えるなら会いたいって思いますか?」
JM「誰に。」
JK「国王様ですよ。」
勢いよく起き上がって、ベンチに座ってるジミニヒョンの方を見る。
JM「そりゃぁ、お目にかかれるならお目にかけたいね。」
そう言って小さく笑う。
なんだ、会いたいのか。ヒョンは興味なんてさらさら無さそうだと思ってた。
JK「僕も会えるなら会いたいです。でも、きっと会えてもすぐに国王としてその人のことを尊敬して、忠誠を誓い、全力で守りたいなんて思えないと思うんです。
…今だって、見たことも聞いたこともなくてただ国王が存在してるっていう事実だけを頼りに稽古してます。これって結構しんどくないですか?それに、、」
JM「ジョングガ。」
JK「...、はい。」
JM「きっと、見たことがなくても会ったことがなくても、この国がこんなに平和なのってそれは国王様のおかげなんだよ。」
小さく微笑みながら、でも真のある目でこっちを見て言う。
“国王様”になんて興味無さそうだったのに。
JK「…、なら国民にお姿をお見せすればいいのに。そうすればもっと、、」
JM「...んーそうだね、俺も会ったことはないけど、何か理由があるんだよ。いずれ分かる時が来ればいいよね。」
そう言ってジミニヒョンは背伸びしながら立ち上がる。
JM「稽古惜しむなよ。ジョングクには第一将軍になってもらわないと困るんだから。」
なんで困るんだ?そりゃなれるなら、なりたいけど、、。
大きな背伸びをしながら歩いていくジミニヒョン。
大体、ヒョンだって本当なら軍の方に属するべき才能を持ってる。確かに、頭はいいし内務の仕事でも重宝される人材だとは思うけど。それだったら、ジンヒョンやホソギヒョンのような人材もいるのに。
てっきり、ジミニヒョンだけは軍の方に配属されるかと思っていた。
21歳の夜、突然ジミニヒョンは剣をおいた。
その時からヒョンと会う機会も減ったし、一緒に稽古することもなくなった。
服装だって剣は下げているとはいえ、緩めの羽織を着てすっかり騎士から離れてしまってる。
父さん達みたいにはなれなさそう。
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@mi(プロフ) - ワクワクする内容で続きが気になります😭更新楽しみにしてます! (2022年1月16日 15時) (レス) @page49 id: 566a274db8 (このIDを非表示/違反報告)
shiropaka(プロフ) - 茜さん» わぁ!!ᯅ̈՞ ՞茜さまご拝見して頂きありがとうございます。そんな風に思って頂けるなんて感無量でございます!ファンタジー系が私もほんとに大好きでつい入れてしまいました...笑 まだまだ至らない点もありますが、是非楽しんで下さいね! (2021年11月25日 22時) (レス) id: a3457968ab (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - ファンタジーなお話しが大好きなのでBTSで読めることがとても嬉しく、楽しくて一気に読ませていただきました!続き楽しみにしています!剣を降るジョングク、きっとすごくかっこいいですよね! (2021年11月25日 13時) (レス) @page25 id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shiropaka | 作成日時:2021年11月23日 18時