【wrwrd!】いや、お前ら話聞けや！！！！

日常の学校生活 ページ3

暑い日差しの元凶である太陽が雲から顔をのぞかせる中、私は門をくぐる

それと同時に声をかけられる

教師1「宮崎さん、おはよう
これ、今日の放課後までにやっといて欲しい書類。あと、昨日渡したやつ今貰える？」

『はい、わかりましたｶﾞｻｺﾞｿ
これが、昨日貰ったやつです』

教師1「んー、やっぱり助かるわぁ
ありがとうね、宮崎さん」

『いえ、これも"仕事"ですから』



私は…"学年の"会長である

言えば2年の中での代表生徒

本来やったらなぁ…男子がするはずなんに…

先生の希望？とかで私になって？

…めんどくさ

いや、だめだめ

"学校では"そんなこと見せたらダメ

私は…いい子でいないといけないんだ






でもさ、みんな知ってる？

君のクラスにもいるよね？代表生徒

その子の気持ちもわかってあげて、ね

会長とか代表とか

そんなものは私たちを学校に縛り付ける「鎖」なんだ…ってね







ｶﾞﾗｶﾞﾗ



ドアを開ける

と、同時に飛んでくる痛い女子の視線

MOB1「あ、また来たわよ、あの子」

MOB2「懲りないわねぇ」

MOB3「生徒会の皆様に近寄るためだけになった会長なんて誰がついていくものですか」

小声で喋る…ならまだマシなんだけど…

わざと聞こえるように喋ってくるからタチが悪い

正直すっげーめんどくさい

『…はぁ』

机を見ればご丁寧に画鋲で埋められてて

椅子には瞬間接着剤、か

暇人なのかな？^^




そう、私、宮崎Aはいじめられているのです

理由は簡単

私が会長になったのが生徒会のメンバーに近づくため、という噂が広がったから

ってんな事あるわけないじゃん！

なんで私があの人たち目的で仕事を増やさないといけないの！？



ここでは学年の会長、委員長、生徒会役員、先生の数名が集まってする会議が月に1度行われる

そこでは立場も関係ない、はずだったんだけどなぁ

この学校の生徒会のメンバーはひたすらにモテてモテてモテまくってる

ファンクラブまでできるほどに

そんな彼らと唯一接触できる場がその会議、だ

しかし彼らは女が嫌いだ

だから、代表は男になるはずだったのに

ある先生のせいで私がなることになって

それで周りからは「生徒会目当て」だ？











私だってなりたくなかったよ





ｻﾞｰｻﾞｰｻﾞｰ





僕ハナッテ良カッタト思ウケドネ

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