love train (ページ39)

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そんなにも大切なら

なんで？

『彼女にはならないの？』

「なんでだろうね、お互い幼なじみのままでいいって思ってるのかも」

関係崩れるの怖いのかな～

そう呟く大我くん

『大我くんのこと好きな女の子可哀想だね笑』

「自分のこと？」

そうニヤニヤしてくる大我くんはまるで子供のようで、

慎太郎と姿が重なる

『ばか大我くん。友達でしょ』

「Aちゃんって意外と可愛くないよね、いい意味で」

いい意味で可愛くない

その意味はよく分からないけど、

なんだか距離がもっと縮まった気がした

『大我くんは意外と意地悪だったりするよね、いい意味で』

「なにそれ俺の真似じゃんー笑」

重々しい雰囲気とは一変してラフな会話が続く間に花火は終わりを告げる

『なんかあっという間に終わっちゃったね』

「Aちゃんと来られてよかったよ、大分心開いてくれたしね笑」

改めて言われると、前まで挙動不審だった自分が恥ずかしい

近づいた距離

離れていく恋

こんなにも反比例する恋は初めてだ

love trainの終着点はまだまだ見えない

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いつもありがとうございます！

なんだかきりのいい終わり方になってしまったので、そろそろ移行をしようと、、、、

続きは割と波乱な展開を迎えます汗
明かされていなかった秘密もどんどん解明していきたいと思います！