呪霊祓いに来ただけだから、疑わないでもらいたい

沖矢さんだけど、沖矢さんじゃなかった！！← ページ7

沖「…はい？」

『ですから、沖矢さんのその姿。本来の姿ではないですよね？』


沖「な…にをいってるんです。僕は沖矢昴ですよ？」


『おそらく、としか言えませんがあなたの本当の名前、赤井って言うんじゃありませんか？』


沖「っっ！！」


『あ、このことは誰にも言うつもりはありませんので。


…そのかわり、私の事をあまり詮索しないようにお願いしますね。

あと、肉じゃがごちそうさまでした』


そう言いながら席を立ち、玄関の方へ向かう


沖「あなたは一体……何者なんですか」


『……さぁ？』


ｶﾞﾁｬﾝ


沖「…この事をぼうやに話さなくてはな」




Aside

皆さんお久しぶりだね！！


ちょっと最後にかっこつけて出てきた神来社だよ！！


だってあの人、すごい疑う目で見てくるし、このまんまにしといたら私が呪術師って事バレそうだったんだもん

あ、なんであの人の姿が本物じゃないって分かったかって？

ふふふ…それはね…


肉じゃがを見た時に、ついでにあの人の事を呪眼で見てみたんだよね

そしたら、顔にはマスク。髪にはカツラって出た

私の呪眼は肉眼で見えるものにしか使えない

つまり、何かが顔を覆ってたらその人のことは分からないってこと

沖矢さんを見た時に、沖矢さんの詳細が出て来ないって事はその顔の上に何かがある。つまり変装用のマスクを使っているって事になる


名前はあの呪霊が教えてくれた。

あの呪霊は沖矢さん…いや、赤井さんにむけられた恨みって感じだったから

あ、ちなみに沖矢さんのとこに一反木綿を置いてきたから今ごろ呪霊を祓ってくれてるはず


さっきの説明はこんな感じかなー…？

よし！！色々あったご近所挨拶だけど、終わったから良しとしよう！！(๑•̀ㅂ•́)و✧



あー…色々ありすぎて疲れたし…バーにでも行ってお酒飲もうかな…


そうだよね！！しばらくお酒飲んでない気がするし、バーに行こう！！








…その頃、東京某所にて

？？「ねぇ、ジン達。しばらく行ってなかったし、バーにでも行かない？」

？？「いいですね。アニキ、行きやしょう」

？？「…いいぞ」

？？「僕もご一緒しても？」

？？「アタシ達も行かせてもらうよ」


黒い服に包まれた男女がバーに行く、という相談をしていたなんて、Aは知る由もなかった




『なんのお酒飲もっかなー？』

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