監獄学校2

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一ノ瀬目線


担任の先生から連絡がきた。


『ももの解答用紙が全部白紙』


なにやってんだよ、あいつ。


ふざけるな。



in家


ももを正座させて事情聴取。


一ノ瀬「何で白紙で出したんだ？理由を言え。」


もも「理由なんてない。めんどかっただけ。」


一ノ瀬「おい、いい加減にしろ。また無意識かよ。何回言わせるんだ？」


もも「無意識でも何でもない。ほっといて。」


一ノ瀬「お前な。本気で怒るぞ？」


もも「もぉ怒ってるくせに。」


一ノ瀬「反省する気は全くないようだな。ちゃんと反省できるまで何時間でも正座してろ。」


手錠を使って動けないように固定して書斎に入った。



無意識でも何でもない。ほっといて。か。


テスト期間中は頑張ってたのに。


何でだ？


一生懸命苦手な勉強頑張ってたのに。


シンプルに悔しい。



もものあの余裕な感じ。腹立つ。


明日に響いてでもお仕置きする。




まぁ、声がかかるまでは待機だな。





PM11:45



正座させてから6時間以上たってる。


書斎を出て様子を見に行くと正座のまま前屈みで寝てた。


全体重が手錠のかかった手首にあるから手首から血が流れてる。


すぐに手錠を外してやって抱き上げてベッドに寝かせる。


昨日も遅くまで勉強させてたし、眠いだろうから今日は寝かせることにした。


明日は学校を休ませてお仕置きだな。


血が出てた手首を止血して消毒して包帯を巻いてやる。


手首全体に傷があるから頑張って外そうとしてたんだろうな。

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