監獄学校1

家庭学習 ページ43

一ノ瀬目線


1か月の停学になったももは1日8時間勉強しなきゃいけない。


頑張ってくれよ。



一ノ瀬「もも、起きろーご飯食べてすぐ勉強だぞー」


もも「えぇ…勉強するの？」


一ノ瀬「当たり前だ。1日8時間。俺が教えてやるよ。」


もも「多くない？やだよぉ…」


一ノ瀬「嫌でもやらせる。言うこと聞けないならお仕置きだからな。」


もも「分かってるもん…言うこと聞けばいんでしょ。」


一ノ瀬「そーだ。はい、ご飯食べるぞ。」


もも「はーい。」



一ノ瀬「もも、座れ。勉強するぞ。」


もも「ん。」


一ノ瀬「なんの教科が分からないんだ？」


もも「全部。」


一ノ瀬「はぁ。重症だな。ゆっくりやっていこうな。」




もも目線


一ノ瀬と勉強し出してから4時間がたった。


勉強楽しくないし、一ノ瀬も厳しんだもん。


ちょっとくらい遊びに行っても大丈夫だよね？


トイレ行くって言って音をたてずに靴を履いて玄関を開ける。



外に足を出した瞬間に家の中でサイレンが鳴ってピアスも光出した。


もう隔離されてるのね。


一ノ瀬が走って来た。

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