監獄学校1

サボり ページ19

もも目線


学校は楽しくないなぁ。


ダルいだけじゃん。


特に今の体育。


マラソンだよ？


嫌だなぁって思いながらふらぁっと校舎裏にいた。


そしたらピアスが点滅してあっという間に担任に捕まって一ノ瀬も来た。



in家


一ノ瀬「次から次へとお前はほんとに。今日はサボりか？何でサボった？」


もも「走るだけじゃん。どーせ。」


ぱしっ！


軽くほっぺた叩かれた。


一ノ瀬「理由を聞いてんだよ。文句なんか聞いてねぇ。」


もも「おもしろくもなんともないから！それだけ！もうほっといて！」

寝室に行こうとしたけど手を掴まれた。

一ノ瀬「ほっとけないんだな、これが。」


パシィィン!!


またほっぺた叩かれた。次は思いっきり。


もも「何すんだよ！」


一ノ瀬「ふざけるのもいい加減にしろ！」


もも「意味分かんない！(泣)」


一ノ瀬「何が分からない？自分が嫌なことはサボってもいいのか？好き嫌いするなって言ったよな？これも同じことだろ！」


もも「分かんない…分かんないのっ！(泣)」


一ノ瀬「もも。分かんないだったらゆっくり考えてみよう。まずサボりについて。」

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