愛を見つけて【NJ】 (ページ28)

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最初はお化けかと思った

NJ｢どうしました!Aさん!｣

突然ドアが開いたことに驚き叫んだが、ナムジュンさんだと分かると、それがこの世の者であったことの安心と､あまりの驚きから声が出なくなっていた

何故か体でなく顔を隠す私に、何故か近づいてくるナムジュンさん

『出てください…』

この状況を一瞬にして理解した私はこれを言うので精一杯だった

ドアが閉まって､顔から手を離し、保湿中である事も忘れてパジャマを着た

何を思ったか、私の足はリビングへ向かう

『すみません…』

ナムジュンさんが居たから､理由は説明できないけれど、とりあえず謝る

NJ｢え､っと…そんなことは…いや、僕こそ本当に申し訳なかったです…｣

謝っている割には足を組んで椅子に座っている

NJ｢あ、いやこの体制には理由があって、｣

気づいたのか焦り始めた

NJ｢すみませんでした!｣

崩れるように椅子から落ちて、土下座をした

『そんな!そこまでは!やめてください!!』

NJ｢いや、このままでいさせて下さい｣

彼の腕をひっぱり起こそうとしたが正座のまま動かない

どういう事?

『私、寝ますよ?』

NJ｢はい、Aさんおやすみなさい｣

どうしちゃったの?ナムジュンさん

私が部屋に入る時もずっとナムジュンさんは正座をしていた