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NJside
案の定寝てしまった彼女に毛布を掛け､食器を洗う
俺とAさんの生活ルールの3つ目
ナムジュンさんはキッチンの出入りは最小限に!
知らない間に付け足されていたが､バレないよう､彼女を起こさないように音をたてずに洗おうとしたら……
上手くできた
なるほど、静かにやれば失敗しなくなるんだな
お気に入りのチェアに腰掛け、カトクを開く
そういえばAさんと交換してないよな…
ホソギを通じてだったから､してなかった
明日しよう……
ネットサーフィンをし、急激に目が疲れたから目を閉じようとしたら
いつの間にか寝ていたようだった
起きると彼女にかけた毛布が自分に掛かっていた
もうAさんは寝たのか……?
酔い冷ましに水を飲んで風呂に入ろうと思った
洗面所のドアを開ける
『ぎゃーーーーーーーーーーー!』
聞いたことのない彼女の声が響く
NJ｢どうしました!Aさん!｣
彼女に近づこうとする
原因が俺だという事を忘れて
手で顔を覆う彼女
顔から体に目を移した
え!そ、その………ブラジャ……
『出てください…』
くぐもった声が聞こえて我に返る
NJ｢すみません!｣
回れ右をして直ちに廊下へ出た
リビングに戻ってまた椅子に座る
ん?Aさん服着てなかったよな?
あれは、下着………………
さっきの格好を思い出して……
……やめろ!俺!反応するな!
忘れようとしても忘れられない
意外と腹筋あったよな、とか全体的に引き締まってたな、とか余計な事を考えても収まるわけはなく､
むしろ………｡
俺達は平穏に暮らすことは出来ないのかもしれない
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作者名：こここみ | 作成日時：2022年11月3日 12時
