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兄と妹(アゲハ・ギリカナン) ページ5

ベルナルドside

今、ママは怒りを起こしてる。それは……

イリーナ「何でアゲハを逃がしたの!!アゲハはオリオンの最終兵器!!いい加減にしなさい!」

ベルナルド「っ!!」

私は頬を強く打たれる。だがそれはもう……慣れてしまったことだ。

SP「イリーナ様、アゲハ様が帰ってきました」

イリーナ「……あら、自分から帰ってくるなんて……まぁいいわ、アゲハに新しい刻印を刻んであげましょ。用意しときなさい」

SP「はっ!」

私はママとSPの話を聞いて唖然とした。
アゲハが自ら帰ってきた……?何故だ、何故帰ってきた?

そう思ったそのときだ

「……」

イリーナ「あら、オリオンの最終兵器お帰り、今新しい刻印を刻む準備をしてあげ「うるさい!!」っ!?(ばたり」

「お母さん、許さない!お兄ちゃん、いじめた!許さない!」

ベルナルド「アゲハ……」

何年も会ってない妹に守られた……。これは私にとって初めてだ。

「お兄ちゃん、大丈夫?」

ベルナルド「……大丈夫だ。ありがとう。アゲハ」

私がそう言うと、アゲハは笑顔になった。



その笑顔を見たのは……生まれて初めてだった

彼女のギャップ (柳原空乃&紺堂日暮)→←謎と手紙 (柳原空乃)



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作者名:神田・スカーレット x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kandada/  
作成日時:2019年9月23日 8時

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