今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:3,573 hit
小｜中｜大
驚きに驚き（氷野姉弟） ページ23
＜バスの中＞ 雪姫side
話終わるとすぐに寝始めた日暮。
時差とかは、慣れている。
でもあの日暮が優しい動作なんてあまりなかった
今回初めて優しい一面を見た。
それは、まだはっきりとは見れなかったけど
優しい色と悲しい色
薄い赤色と薄い青色が混じり合った色だった。
「あの子も過去を持っているよね。」
優「んっ、ふぁー。姉貴おはよう。」
「おはよう。優」
優「そうだ、俺変な夢を見たんだ。雪崩が襲ってきて車から弾き飛ばせれてその時に母さんたちが横たわっていてそこからは凄い量の血があった。それからは分からなくて。」
なんで、なんで優が知ってるの。
ちゃんと隠したはずなのに
優「姉貴？」
「変な夢ね…でも私はそんな事は覚えてないよ。母さん達は、事故と病死だったじゃない。」
震えていたその声は、
優「そう、だよな。寝るわ。」
「そう。」
ーーーーーー回想ーーーーーーー
幼優「姉、貴。」
幼「大丈夫よ。大丈夫。」
ーーーーーー終わりーーーーーー
「っ______________大丈夫、大丈夫だから。私は大丈夫。」
一瞬にして汗が出てきた。
呼吸も少し荒くなっていた。
でもそれでも自分に唱えていた。
“私は大丈夫。”
取り憑かれたように
恋人の再会 (紺堂日暮)→←見つけた先は（アゲハ・ギリカナン）
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：神田・スカーレット x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kandada/
作成日時：2019年9月23日 8時
