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華麗な逃走(アゲハ・ギリカナン) ページ13

アゲハは、現在少女を抱えて走っている。後ろにはSP3人、そしてウラジミールが追いかけてる。

「暴れない!逃げる!アゲハ、助ける!」

「うっ、ぐすっ…」

知らない子に普通の人間じゃありえないスピードを出され、怖くて涙が出てきた。

ウラジミール「待て!!最終兵器!」

「……はぁっ!」

アゲハは空のゴミ箱をウラジミールに向かって蹴り、再び走り出す

「アゲハ、逃げる!得意!助ける、得意!」

「わけわかんない…」

ロシアに来て1日目で何故こんな目に遭わなくてはいけないのか、本当に意味がわからない。

「……もうすぐ、着く!安全!行くよ!」

そう言ってアゲハは全力で安全に走る、そしてSP達は疲れきったのか、へとへとで座り込んでる。

「…助けてくださり、ありがとうございました」

乗り物酔いしたような気分になり、途切れ途切れになりながらも何とか伝える。

「♪自己紹介、忘れた!アゲハ!アゲハ・ギリカナン!味方!」

ギリカナン?聞いたことある苗字。

「積木咲良です。シェイドジャパンのマネージャーになって1日目です…」

アゲハは少女に笑顔で自己紹介すると、見覚えのある宿舎が見えてきた。

「!!シェイドジャパン!着く!全力、走る!」

誘拐した人たちは何者なのか、目的はなんなのか、何もわからなかった。

そう考えているうちに、アゲハは、全力でダッシュし……



信頼できる仲間の元へと向かって行った

私の役目は(月下院紫月)→←裏切りはできない(柳原空乃&月下院紫月)



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作者名:神田・スカーレット x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kandada/  
作成日時:2019年9月23日 8時

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