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Prologue.37 ページ40

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グリム「ふな"っ!?
オ……オレ様も、この学園に通えるのか……?雑用係じゃなく、生徒として?」


クロウリー「はい。__ただし!昨日のような騒ぎは二度と起こさないように!いいですね?」


グリム「ふな……ふなぁ……
A、オレ様……」



涙目で私を見るグリム


私はグリムと視線を合わせるようにしゃがみこみ、頭を撫でる


そして、飛びっきりの笑顔で良かったね!というとポロポロと泣き出してしまった




グリム「ふなぁ〜…!やったんだゾ!」


『ふふ、これからは2人で頑張ろうね!グリム!』


グリム「おう!なんだゾ!」




二人で喜んでいると、学園長は引き出しから何かを取りだした




クロウリー「それでは、ナイトレイブンカレッジの生徒の証である魔法石をグリムくんに授けましょう」




すると学園長はグリムの首元に綺麗な紫色の魔法石を埋め込んだものを付けた




クロウリー「本来生徒は魔法石がついた" マジカルペン "を使うのが決まりなんですが」


『マジカルペン…?』


エース「これの事な」


『あ、エースくんたちが魔法使う時にいつも持ってた』


クロウリー「しかしその肉球では上手く掴めないでしょう?特別カスタムです。ああ……なんと細やかな気遣い!私、優しすぎやしませんか?」





ルンルン気分のグリムはへんな歌を歌ってクルクルと踊っている


嬉しいのが伝わってくるね、話聞いてないけど





クロウリー「って、全然話聞いてないし。

いいですか、Aくん。ご覧の通りグリムくんはまだ人間社会に不慣れです。

君がしっかりと手綱を握って、騒ぎを起こさないように監督するように!」


『監督するようにって…』


エース「あはっ!すげーじゃん、お前。
入学したばっかで、もう監督生になっちゃったわけ?」


デュース「つまり、学園長にグリムの監督を任されたAが監督生ってことになるんだな」


エース「前代未聞なんじゃねーの?魔法が使えない監督生なんてさ。

いいね、クールじゃん。魔法が使えない監督生!」


『うぅ、自信ないなぁ…』


エース「あははっ。頑張れよ、監督生どの!」




魔法が使えない


その上ここは男子校


不安がないわけじゃないけど、やってみるしかないよね




クロウリー「なるほど、監督生ですか。ちょうど頼みたい仕事もありますし、肩書きがあるのは都合がい………いえ、素晴らしい!」


『今、" 都合がいい "って言いかけましたね』


クロウリー「こほん、Aくん。貴方に、これを預けましょう。
……これは通称、" ゴーストカメラ "と呼ばれるものです」




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依音(プロフ) - 初めまして、こんにちは。奏雨さんの作品が大好きで何度も読み直しておりました。これからも読める日が来ることを楽しみに待っています。Twitterにアクセスしようとしましたが、アカウントに飛ぶことができませんでした…。 (2022年4月4日 14時) (レス) @page1 id: 2bfed6242b (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 初めまして、いつも素敵な作品楽しみにしています。更新されるのを気長に待ちます。また奏雨さんの作品読める日を楽しにしてます!今後応援してます!!! (2022年3月31日 22時) (レス) @page4 id: 89bb4b8e86 (このIDを非表示/違反報告)
イリス - 本当に自分勝手ですが、私ツイッターをしてないないとゆうかできないので、ツクールにヒントとか載せてくれると嬉しいです、本当に自分勝手ですみません(´・ω・`) (2022年3月31日 13時) (レス) id: e5ab9a33da (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花 - 私も読み返しに来たらパスワードがかかっていて驚きました!パスワードのヒントとかないので見れなくて困っています。 (2022年3月28日 2時) (レス) id: 1e2b75d01c (このIDを非表示/違反報告)
あすぱらがす - 春香さん» お知らせの内容だと、訂正等したあと公開されるのではないでしょうか。私生活が忙しいようなので、公開を待ってればいいと思います!私もパスワード分かんないので((( (2022年3月25日 23時) (レス) @page1 id: a1f420556a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奏雨 | 作成日時:2020年4月9日 5時

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