愛されないまま【twst】

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トレイside








俺とケイトで,近々やってくる何でもない日のパーティーの準備をしていた。



珍しくリドルが来ていない。





不審に思っていると、なんだか鏡舎の方が騒がしい。




ケイトも気づいたのだろう。




ケイト「ねぇ、トレイ君。なんだかあっちの方煩くない？」




『あぁ、俺も思った。見に行ってみるか？』





ケイト「うん、そーしよ」




そういって俺たちは鏡舎に足を踏み入れた＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿と。







『………！？Aっ！？』





そこにいたのは、Aに必死に声をかけているリドル、ジェイド、アズール、放心状態のフロイド、そして＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








呼吸が上手くできてなく、横たわって咳き込んでいるAがいた。







まずい、あのままだと＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








A「………ぁ」








Aは、フッと気を失った。



呼吸困難で、酸素が足りなくなったのだろう。





顔が真っ青だった。




いったい何があったんだ？





恐らくフロイドが何かしたのだろう。フロイドは黙り込んだままだ。







もしかしたら、監督生のあの件が関わっているのかもしれない。



だとしたら＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿








『俺、Aの面倒見ますよ。』








そういって俺はAを抱きかかえると、ハーツラビュル寮のAの部屋に向かった。









Aが目を覚ましたら、話したいことがあるから。









でも、そんなこと考えてても。









Aはずっと目を閉じて眠ったまま、何日も目を覚ましてはくれなかった。

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