#転生してみた

祝いのドレス ページ33

「んじゃ、宴だな！！！」


ということで。今夜はお祭り騒ぎ！


朱「カナタちゃんー！」


紫「カナター！」


『シュナ！ シオン！ どうしたの？』


朱「ウフフ、主役であるカナタちゃんは、おめかししなくてはならないのですよ。」


紫「そうだぞ！ ……スイも楽しみにしてたしな。」


朱「さぁさぁ、こっちに来て！ やっぱり着物がいいですかね……？ いや、ここはドレスにしましょう！」


『ドレスかぁ……懐かしい……』


前世では、いっつも着せられてたからなぁ。
本当は全く着たくなかったんだけど、母親が無理矢理着せてきて……ものすごくだっさいドレスを。


紫「姫さま。色はどうされるのですか？」


朱「そうですね……カナタちゃんならなんでも似合いそうですが……。……白にしましょう！
シンプルなデザインが好ましいです。」


紫「いいですね、白！ あとは……」


なんやかんやで結局、
・魔鉱石とオリハルコンの花形髪飾り
・真っ白なドレス(腰に青いリボン)
・青のエナメルシューズ
になった。


『似合う……かな……？』


朱「えぇ、とっても素敵です！」


紫「似合っています！」


凄い。 流石はシュナちゃん。
前世では、こんなに可愛いドレス着たこと無かった。
あの、着せ替え人形のように使われていた時とは大違いだ。


そして、二人も着替えてきた。


シュナちゃん
・桜の髪飾り
・赤色の大人っぽいしたドレス
・エナメルシューズ


シオン
・青いバラの髪飾り
・黒のシックなドレス
・エナメルシューズ


こんな感じの組み合わせになった。


『二人ともすごく似合ってるよ！』


こういうことを全くしなかった私にとっては、とても楽しかった。

宴の始まり→←イメージ画像

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