聞いてますか白石さん【鬼滅の刃】

白石さんが21人 ページ22

宇髄side





『…しのぶにアルコール借りないと…』


｢派手に嫌悪感抱いてた｣


『うんとかすん』


｢もういいもういい()｣







Aはさっきの会話を引き摺ってるのか
またしょうもない事を真顔で言い出す。

話してて嫌じゃねぇし
寧ろ楽しいから良いんだけどよ。







『しのぶの屋敷に送って欲しい』


｢あー、お前と炭治郎は胡蝶が預かってたんだっけ？｣


『アオイが美味しいもの作ってくれるって』


｢ほぉん｣


『炭治郎もお菓子買って待ってるってね
早く帰りたい』


｢わかったから引っ張んな｣







色んな奴と交流がある
Aだって女だし、そりゃ女友達がいる
胡蝶の所の方がいいのは分かる。

だが嫁もAを気に入ってる。
勿論俺だってAを実の娘見たく思っている。









｢なぁ、A｣


『…わっ』


｢話聞け｣


『？』







Aの片手に手を回して
半ば抱き締めてるような体制になる。

これでも無抵抗なAは
派手に無防備なんだが。









｢俺の継子になんねぇか｣


『…継子？』


｢まぁ気が向いたら返事くれよ。
じゃあ此処でいいだろ？｣


『しのぶ』


｢おうおう、派手に飛びついてこい。｣







俺に一礼して蝶屋敷に入っていくA。
周りの蝶や花がAによく映えて

なんか愛娘を持つってこんな感じなんか。

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