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『あはははっ、出久。俺が一緒に周ってやろうか?』



日も沈み、みんなのお楽しみな肝試しの時間

だが生憎なことに補習組は施設に戻ってお勉強とのこと

2人1組だがくじ引きをすると出久が一人という結果に



『怖かったら俺に抱きついてもいいよ』

「っへ!ぁ、いや…そ、の」


照れてる出久のホッペをかわいいかわいい突いてると

焦凍と麗日さんの視線が痛く突き刺さる



『あ、はー。なるほど。モテモテだね出久』

「え?」

『勝己、お前誰とって…焦凍とか』

「んで俺が半分野郎となんだよ」

『かわいそう、焦凍』

「んだとテメェAなめてんのか」



そんなこんなことをしている間に脅かす側のB組の準備は終わったようで

A組の1組目からどんどんと森の中へ入っていく

青山と八百万さんの組以外なんてうまく女子は女子、男子は男子と別れたもんだ

青春の「せ」の字もないね




「兄さん…」

『はーい、いってらっしゃい』



焦凍、なんで泣きそうな顔してんの

もしかして怖いの苦手だったっけ?

いやー、頑張れ。男の子でしょ




それから3分おきに3組目、4組目を見送った直後

天高く森を囲むように炎が上がった



「え?あれ何?」


『お前ら下がれ!!!』


「A。どーしたの?」


『あれは俺が昼間仕掛けたもので、これが上がった場合

誰かが私有地に入ってきたことを意味する!』



これを仕掛けたのは子供たちが歩くルートの6km先

距離はかなりある

今からここにいる生徒たちを施設に戻らせ

相澤さんとブラドキングを呼ぶ時間はある



「でも、誰かって」

『ヴィランに決まってるだろ!』




ヴィランが来るわけがない。

実際にまだ目にしていないその姿に生徒たちは半身半疑だが戦闘態勢をとるプッシーキャッツメンバーに緊張感が走る




『虎、ピクシーボブはここでヴィランの足止めそして戦闘

マンダレイは全員にこの状況を共有!

残りの生徒たちは相澤さんたちを呼んでこい!』



「A先生は!」




『俺は森の中で生徒たちを見つけ次第施設に戻させる!』




まだ4組が中に入ってから3分も経っていない

ということは近くにいるはず









『っ!どこだ…ここっ』



そう、俺が入り込んだのは森ではなく


一面、真っ白な雪国









_________________


オリジナルストーリー始まります

35→←33



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もぶ - あひるボート1時間コースが10分でッ...wwwwww吹いたwwwww (2022年5月31日 0時) (レス) @page2 id: 3fdbb0f866 (このIDを非表示/違反報告)
サヴァ - 三時間二十分組は幻 (2021年6月8日 1時) (レス) id: 0d8c07697e (このIDを非表示/違反報告)
アポぱーい(プロフ) - 楽しみにしますね!! (2018年12月24日 22時) (レス) id: 49e63ddf78 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - 応援してます!これからも楽しみにしてますヾ(o´∀`o)ノ (2018年8月20日 0時) (レス) id: 45185143f8 (このIDを非表示/違反報告)
クロム(プロフ) - 鶴丸初期太刀って言ったらしばかれるかな?(;・д・) (2018年8月20日 0時) (レス) id: 45185143f8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年6月21日 23時

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