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ハッピーハロウィン ページ35

ついにこの季節が来た・・・






ハロウィンの本当の意味なんてどうでもいいと、自分の好きな仮装をしこれぞとばかりに盛り上がっては迷惑行為をしだし犯罪率も上がるこの日



例年であればAもそのハロウィンの場を警備しに駆り出される




だがしかし。最近はどうやらA目的で集まる人が急激に増えAにお菓子を渡そうと行列ができるほどになってしまい、「今年はいいよ」と警察の方から断られたと



何気楽しみにしていたAは家でしょんぼりしているそんな時







『お菓子、欲しかったな…』

「兄さん」

『どうした焦凍』





振り向くとそこにはかぼちゃの被り物をした弟

俺は唖然としてゲームのコントローラーを落とした



あの、えっと顔の下でマジックテープでくっつく、もこもこしたカボチャ。
顔だけ出てる焦凍はなんだか不満そうに俺の部屋に入ってきた



『どうしたのそれ、いや…可愛いんだけどさ』

「姉さんが。
カボチャのタルト作ったから兄さんのとこに持ってけって言われて…これ被せられた」


『可愛いよ』


「ムスゥ」



ありがたく冬美が作ってくれたカボチャのタルトを食べながら焦凍カボチャを眺めた

ほっぺはまだ膨れたままだ




「兄さん、トリックオアトリート」

『あっちゃー、俺お菓子待ってねーわ』

「んじゃぁ、いたずらしてもいいんだよな」

『まぁ、そうなるね』




果たしてどんな悪戯が来るのか

少し面白がっていると俺の頰をぐいっと上に持ち上げられた



「余裕こいてられんのも今のうちだぞ」

『え?』



近ずいてくる顔に俺は目を見開く

待て、おい





『焦凍…』

「好きだ、A」



急な呼び捨てとやけに色っぽい焦凍の表情に負けて

反射的に、…なのか俺は目を閉じて唇を閉じた









フニッ

と覚悟してた衝撃は額の方でしかもそれはなんだか、モコモコしていて



「あ…」





そっと目を開けると俺と焦凍に出来た距離の仕業はどうやらパンプキンの被り物

俺の額に押し付けられたパンプキンくんの顔は最大限にまでへこんでいるけれど俺と焦凍の距離は一向に縮まらず





「誤算が…これがなかったら」

『いや〜兄ちゃんびっくりしたよ。焦凍』

「ムスゥ」






まじで弟に驚かされたハロウィンだった

happy birthdayお兄ちゃん→←焦凍とお兄ちゃんの旅(京都)



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メロンパン - めちゃくちゃ面白かっです。続き楽しみにしてます。 (9月2日 13時) (レス) id: 77fdb417b6 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新再開したら、轟の兄さんが敵の個性で性転換しちゃった話を番外編で見たいな、何て… (7月3日 17時) (レス) id: da84770975 (このIDを非表示/違反報告)
lokiloki - 愛知県は名古屋城、えびせんの里です (6月10日 7時) (レス) @page2 id: a5183fd4ed (このIDを非表示/違反報告)
春千瑠 - 全部読ませていただきました!デレデレ焦凍くん可愛かったです!轟兄さん5が楽しみです!無理せず頑張ってください! (2023年1月4日 18時) (レス) @page38 id: 6c259301f0 (このIDを非表示/違反報告)
星音(プロフ) - 面白すぎて何回も見直します!これで5回目です!これからも頑張ってください!更新まってます!!!!!キリ (2021年11月20日 9時) (レス) id: f19c2b6700 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年8月20日 21時

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