【呪術廻戦】黙ってろモブ３【男主】

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欧州的な街並みが広がり人が多い中にも静けさがあって落ち着いた街






朝食を食べ終わり次はパンケーキの店に直行

棘が行きたがっていたベーグルの店は確かに味も良くて店の雰囲気もよかったが、食べ盛りの男子には少なかった

あと３セットは食える









『ん…？』

「いくら？」









ふと、既視感のある感覚に足が止まる

なんだこの感覚は…

ブルっと体が震え後ろを振り返る








だがそこには若者や家族連れが通りに並ぶ店を各々見て歩く風景

特に代わり映えのない街並み









段々と遠くなるその感覚、それを追うように体が動いた








「こんぶ！？」

『悪いちょっと待ってて！』









突然走り出したAに置いていかれた狗巻棘は首をかしげその後を追う

Aは微小の感覚を弄り直感で土地勘のない道をかけた

いつの間にか駅前に着くとその違和感も大勢の人間の呪力に呑まれ消えていく








『クソっ』








あたりを見渡し正体もわからない何かを探す

どうしてか放っては置けなかった

今すぐ掴まないと、またこぼれ落ちていってしまいそうな感覚に駆られて









人混みの中、スッと一瞬目をひいた









１８０くらいの身長に、人間と同じ姿、形

金色の細い髪に、死人のように白い肌

髪と同じ色の瞳に桃色の唇

これを人間と呼ばずなんと呼ぶのか



＿じゃぁ、呪詛師になろうよ＿









俺はあいつをしっている

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